内容説明
政治には夢がある。こんな日本をつくろうよ!2015年。首相となった小泉ジュニアは国家破綻の危機にどう対処したか。
目次
小泉ジュニア首相の誕生
小泉チルドレンの逆襲
88年ぶりのモラトリアム
狂乱物価ふたたび
公務員給与をカットせよ
『世代革命』が始まった
Too Big to Fail
大阪独立宣言
ゼネラル・ストライキ
強いリーダー待望論
インフレは財政を救う?
最後の貸し手
マッカーシー将軍の来日
第二の郵政解散
政治が信頼を取り戻す日
著者等紹介
池田信夫[イケダノブオ]
経済学者。株式会社アゴラブックス代表取締役。上武大学経営情報学部教授。1953年生まれ。東京大学経済学部卒業後、NHK入局。経済産業研究所上席研究員などを経て、現職
田代真人[タシロマサト]
編集・執筆者。1963年生まれ。九州大学工学部卒業後、朝日新聞社入社。学習研究社(現、学研パブリッシング)、ダイヤモンド社を経て、株式会社メディア・ナレッジを設立。メール悩み相談マイ・カウンセラーの代表でもある
藤咲ユイ[フジサキユイ]
漫画家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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さきこ
7
僕は小泉新次郎も池田信夫も嫌い。その上でこれを読んだが、やっぱり嫌い。 6ページでいきなり国債が札割れを起こし、それに基づいて話が進んでいく。その前提に納得できないので、全然ついていけず、話に入り込めなかった。あらゆる部分で競争して弱者は淘汰されればいいという考え方はどうしても納得できない。唯一、負の所得税くらいかな。 ただ、解説で池田さんが述べている、フリードマンが「正しくないからではなく、あまりにも合理的で、政治的な既得権益を破壊するから」永遠に実現されないというのは納得。2013/05/12
佐藤一臣
6
長期国債の札割れから日銀引き受けをさせたら邦銀が国債を売って外資が空売りをかけて長期金利が10%になるという構造が破綻のきっかけはないだろう。フリードマン10項目実現への軌跡がないのが残念。農業、労組、金融機関、放送、高齢者、医療、教育など既得権益者をどう説得したらどんな抵抗をするのかを細かく描写していないし、それが実現することは永遠にないと結論づけている。かなりつまらない本だ2022/07/24
戸川 純子
3
再読?全然覚えてなかった。2015/07/13
うえ
3
2ページ目でハイパーインフレになり日経平均株価が6000円割ってた。何を言ってるのかわからねーと思うがry なんぞこれ('〜`;)2014/02/11
どりたま
3
この本(マンガ)を読むとやはり怖くなった。何がきっかけで国債の暴落が起きるかは別として、もし暴落したらこのような日本になることは容易に想像できる。その対策を考えるべきか、そうならないように先送り政策を考えるべきか?個人個人の準備も考えるべきだとこの本を読んで改めて思った。2012/09/24