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経済危機は9つの顔を持つ

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  • サイズ B6判/ページ数 438p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784822247553
  • NDC分類 333.6
  • Cコード C0033

内容説明

怯むな。日本の「希望」を探すために、根本から考えよう。危機は新しい時代の夜明けを告げる。

目次

第1部 バブルと金融資本主義の「原罪」(持ち家政策が人間を猛獣化した―建築家・隈研吾氏と「バブル」と「公共投資」について議論する;究極のロビイスト、ゴールドマン・サックスの罪―神谷秀樹氏と「強欲」資本主義の終焉と金融の「質」についえて議論する)
第2部 グローバル危機と地方経済(変わるべきは中国とアメリカ。日本は今のままでいい―黒田東彦・アジア開発銀行総裁と「中国・アジアの将来」を議論する;万策尽きた日本は、こうして浮上した―溝口善兵衛・島根県知事(元財務官)と「国際金融と地方経済」について議論する)
第3部 産業の視点―自動車から医療へ?!(「車がダメなら次は医療」の間違い―河北博文・河北総合病院理事長と「日本の医療のこれから」を探る;“トヨタ型ものづくり”復活の日―藤本隆宏・東大教授と「自動車産業の今後」を議論する)
第4部 日本の弱点、それは政治(「議院官僚内閣制」は変えられるか―ジェラルド・カーティス氏と「日本政治」を議論する)
第5部 世界金融システム再生への道(フランク・ナイトとアニマル・スピリットの復権―中原伸之氏と「新自由主義と資本主義の今後」を議論する;「竹中氏は、やはり日本経済の恩人である。」―竹中平蔵氏に「失われた一〇年」の真実と「不良債権処理」の極意について聞く)

著者等紹介

竹森俊平[タケモリシュンペイ]
慶應義塾大学経済学部教授。1956年生まれ。86年同大学院経済学研究科修了。同年同大学経済学部助手。89年ロチェスター大学で経済学博士号取得。著書に『経済論戦は甦る』(第4回読売・吉野作造賞受賞作)ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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Tyu

0
リーマンショックを中心に、各国の経済対策や、日本のバブル崩壊後の経済対策に関する議論を9人のエコノミストとの対談形式でまとめた内容。経済とは、人の強欲がもたらす生き物であり、どんな立派な理論をもってしても完全に押さえつけるのは無理なんだなと、非常に考えさせられた。ぶれ幅を小さく、暴走を止められるような理論は完成していくのかもしれないが、まだ当分は過ちは繰り返されるだろう。そして、今回の経済危機で世界経済は転換期に入っており、資本主義の限界やその暴走に世界が何を学びどう変わっていくのか?不安と楽しさがある。2015/01/05

だろん

0
ここでも竹中平蔵が中川昭一氏を悪く言う… しかし、アベノミクスの方向性の正しさを理解したいなら、マスゴミやフジマキ・ジャパン、ミンスなどの左翼にもよく読んでほしい一冊である…w2014/04/01

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