内容説明
近未来予測―日本の失業率は7%に迫る、アメリカ経済は2010年半ばに反転する。6人のエコノミストが迫る危機の深層と経済の展望。
目次
1 金融危機の発生(住宅バブルはなぜ起きたか?;経済理論はサブプライム問題をどう説明するか? ほか)
2 危機の拡大(住宅バブルはどのように崩壊したか?;日本のバブルと比較すると何がわかるか? ほか)
3 政策当局の対応(アメリカの金融対策は効果があるか?;大恐慌と何が同じで何が違うか? ほか)
4 日本経済への影響(日本の景気はどこまで悪化するか?;日本の金融機関への影響は本当に軽いか? ほか)
5 世界経済と日本経済はどうなるか(アメリカ経済はいつ反転するか?;デカップリング論は幻だったのか? ほか)
著者等紹介
小峰隆夫[コミネタカオ]
法政大学大学院政策創造研究科教授。日本経済研究センター主任研究員。経済企画庁の経済研究所長、物価局長、調査局長等を歴任。2003年から同大学に移る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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がっち
2
昨今の経済を振り返るには良い本であった。基本的に2008年の経済危機を取り上げられていて、新聞の記事の寄せ集めのような感じもしたが、そこまで内容は悪くない。たまにこの本をとって読み直していきたいと考える。2012/07/28
ドルココ
1
グラフや表で世界不況の原因・影響などについての説明がなされている。世界不況を振り返るのに適切な1冊。若干、基礎知識が必要。手元に置いて、疑問点が浮かぶたびに参照するという使い方もあるだろう。2009/12/05
ayumu_m
1
興味のある部分だけパラパラと読む分には悪くない。2009/08/18
Tenjiku
1
読み応えのある章もあったが、新聞の経済記事が詳しくなっただけのような印象。2009/06/13