大前の頭脳―「産業突然死」時代を生き抜く知恵

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  • サイズ A5判/ページ数 301p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784822247348
  • NDC分類 304
  • Cコード C0034

出版社内容情報

少子高齢化、食料自給率の低下、防衛外交問題、学力低下、政治への無関心、若年労働者の非正規雇用──。この国に迫りくる難題をどのように解決すべきか?
混迷の時代を打破する「知のサバイバル技術」!
「問題解決のエキスパート」が思考回路を一挙公開!

内容説明

単純な統計データから日本に迫りくる難題をすべて読み解く!「知のサバイバル技術」を一挙公開。

目次

第1章 産業突然死をまねく日本の病因(前世紀型思考は、国家を「突然死」にまねく死神である;ただちに教育を変えなければ、日本の集団IQはさらに低下する;システム貧国ニッポン、東証のトラブルは必然だった ほか)
第2章 「産業突然死」時代を生き抜く14の提言(答えのない問題に向き合う勇気を持とう;日本に必要な「真のリーダー」はエンパワー型である;新しい時代こそ、「構想力」で乗り切れ! ほか)
番外編 揺れる世界経済と日本(金融危機に慣れた日本人には絶好のチャンスが来た;日本は、ビッグ3を買ってアメリカに恩を売れ;機能不全のIMFを超える金融チェック機構を作れ ほか)

著者等紹介

大前研一[オオマエケンイチ]
1943年、福岡県に生まれる。早稲田大学理工学部卒業後、東京工業大学大学院原子核工学科で修士号を、マサチューセッツ工科大学大学院原子力工学科で博士号を取得。日立製作所原子力開発部技師を経て、1972年、マッキンゼー・アンド・カンパニー・インク入社。以来ディレクター、日本支社長、アジア太平洋地区会長を務める。現在は、大前・アンド・アソシエーツ、大前・ビジネス・ディベロップメンツ、ビジネス・ブレークスルー(BBT757)、などの創業者兼代表取締役を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Kei

9
これまでに読んだ大前さんのどの本よりも、具体例と個別的な現状分析が書いてある。少し古い本であるが、この分析能力の高さには驚かされる。今現在の世界の分析も見てみたい。2016/05/02

Yoshitomo Kurokawa

5
良く考えられた解決策がたくさんあるのに、なかなか実現されていないようす。早寝早起き、規則的な生活は身体に良いけど、何故だかできない。答えが分かってもできないことは良くあるけれど、それに近いのでは。2012/10/22

かたやん

4
現在の政府の経済政策や日本の産業業界の実情を簡潔にまとめていて、とてもわかりやすかったです。そしてこれからの対策もすごく詳細で目的・意図が明確。少し過激な発言は多いですが、ぐいぐい引き込まれる文章の書き方と膨大な知識には感服を禁じ得ません。これからのグローバルに戦わないといけない産業界、たしかに日本はあぐらをかいてじっとしてる感が否めないですね。2016/04/19

陽月

3
はっきり言って、私は経済が苦手です。政策と言われても、細かい部分までは分かっていないところが多い。なので、この本でもよく理解できていない個所が多いです。それでも、あっと思わせる思考論に納得しました。少し見方を変えて、視野を広く持つことが大切なのだと思いました。発売が数年前なので扱っている題材は少し古いですが、まだ解決しきっていない問題も多いような。目先の問題に踊らされず、もっと先まで見通せる力をつけられるようになりたいです。2012/09/28

2
タイトルで普通に気になったため手に取った。読んでみると思考回路の説明ではなく、現代社会のトピックに対する感想といった形の本だった。予想外。ローエンド層向け金融の拡大は、社会的リスクの増大でしかないらしい。合成の誤謬で官製不況は悪化するといい、規制強化は労働者にとっても益は少ないとのこと。付加価値は常に考えないといけないが、今の自分には現状でいっぱいいっぱいだ。2017/02/28

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