感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
壱萬弐仟縁
13
1973年初出。 生活の質についてあれこれ考えるのは、 きわめて大きな成功の証(365頁)。 善良な意図、立派な行い、強い責任感 などが、誤った方向へと進んでしまうことこそが、 真の問題なのである(371頁)。 社会問題は機能不全であり、 国を退化させるおそれがある病。 だが、組織にとっては事業機会、チャンスで、 社会のニーズに応え、組織にも奉仕することが 務めなのである(413頁)。 2014/04/21
n-mochizuki
2
1970年代に本著が出版されたことを考えると、議論の内容がこんなにも広範囲に及んでいることに一層の驚きを覚えます。今でこそあまり新規なことではないですが、先見性に富む内容ですね。本著において「責任」というものに比重を置いているのが印象的です。「責任」というものを「適切」に果たすことが重要であり、そのためには「彼を知り己を知る」ことが重要ということですね。際限ない責任というものはない。自分が実現可能かを見極めることの重要性は意外に忘れられてることかもしれません。2012/09/30
あまや
2
引き続き非常に興味深い説が展開されている。日本企業に関する部分などさすがに古さを感じさせる部分もあるが、知識労働者の雇用の流動化に触れているなどを予測しているのが素晴らしい。やはり野球などしている場合ではない。2011/06/13
Yuki Sasaki
2
経営でも経済でもなくまさに「管理」そのものがテーマ。斜め読み。2009/03/30
muko1610
2
★★★2008/11/27