出版社内容情報
一握りだけの勝ち組が支配する市場原理主義経済=ピラミッド社会のなかで、ハゲタカ金融資本から自分のマネーを守り、経済的な自由を獲得するためのサバイバル思考術。
内容説明
いま、戦争・石油・ドルの時代が終焉を迎え、金融資本が「次」のターゲットを目指して動きはじめた。真の「経済的自由」を手にするために、われわれは何を知り、どう考え、どう行動すべきか―。教科書には決して書かれていない経済・金融のカラクリを解き明かし、幸福な未来への処方箋を緊急提案。
目次
第1章 マーケットは人間の欲望で動く(市場を野放しにしてはいけない;レバレッジという悪魔 ほか)
第2章 経済学に騙されてはいけない(市場は本当に正しいのか;「自由」が貧富の差を拡大する ほか)
第3章 戦争・石油・ドルの時代の終焉(戦争資本主義が世界を動かしてきた;アメリカの民主主義は金権主義になった ほか)
第4章 ニッポンの選択―破綻か?復活か?(日本の財政はすでに破綻している;日本の借金をどうやって減らすか ほか)
第5章 変化の時代を勝ち抜くマネー防衛術(世界のマネーの流れが変わる;軍事産業は宇宙産業に向かう ほか)
著者等紹介
フルフォード,ベンジャミン[フルフォード,ベンジャミン][Fulford,Benjamin]
日本名・古歩道ベンジャミン。1961年カナダ生まれ。外交官の家庭に育ち、19歳で来日。上智大学比較文化学科を経て、カナダのブリティッシュ・コロンビア大を卒業。「日経ウィークリー」記者、米経済紙「フォーブス」のアジア太平洋支局長を経て、現在はフリーランス・ジャーナリストとして活躍中。2007年に日本に帰化し、カナダ系日本人となる。イラン国営通信PressTV日本特派員。「週刊SPA!」など連載多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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