ベンジャミン・フルフォードのリアル経済学

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  • サイズ B6判/ページ数 200p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784822246297
  • NDC分類 330.4
  • Cコード C0033

出版社内容情報

一握りだけの勝ち組が支配する市場原理主義経済=ピラミッド社会のなかで、ハゲタカ金融資本から自分のマネーを守り、経済的な自由を獲得するためのサバイバル思考術。

内容説明

いま、戦争・石油・ドルの時代が終焉を迎え、金融資本が「次」のターゲットを目指して動きはじめた。真の「経済的自由」を手にするために、われわれは何を知り、どう考え、どう行動すべきか―。教科書には決して書かれていない経済・金融のカラクリを解き明かし、幸福な未来への処方箋を緊急提案。

目次

第1章 マーケットは人間の欲望で動く(市場を野放しにしてはいけない;レバレッジという悪魔 ほか)
第2章 経済学に騙されてはいけない(市場は本当に正しいのか;「自由」が貧富の差を拡大する ほか)
第3章 戦争・石油・ドルの時代の終焉(戦争資本主義が世界を動かしてきた;アメリカの民主主義は金権主義になった ほか)
第4章 ニッポンの選択―破綻か?復活か?(日本の財政はすでに破綻している;日本の借金をどうやって減らすか ほか)
第5章 変化の時代を勝ち抜くマネー防衛術(世界のマネーの流れが変わる;軍事産業は宇宙産業に向かう ほか)

著者等紹介

フルフォード,ベンジャミン[フルフォード,ベンジャミン][Fulford,Benjamin]
日本名・古歩道ベンジャミン。1961年カナダ生まれ。外交官の家庭に育ち、19歳で来日。上智大学比較文化学科を経て、カナダのブリティッシュ・コロンビア大を卒業。「日経ウィークリー」記者、米経済紙「フォーブス」のアジア太平洋支局長を経て、現在はフリーランス・ジャーナリストとして活躍中。2007年に日本に帰化し、カナダ系日本人となる。イラン国営通信PressTV日本特派員。「週刊SPA!」など連載多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

澤田彰二

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世界の財閥?に関する記述は、分かりやすく秀逸。2013/11/12

風見じじい

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本の表題には経済学とあるが、経済学の本ではありませんでした。経済学を信じるなとは書いてあります。一部の金持ちが世界を自分たちの都合の良いように操っているという陰謀論に立脚していますが、おもしろく読めました。2008年当時は環境論が盛んだったので原子力発電推進の動きが強かった事がわかります。5年足らずで世界は大きく変わってしまいましたね。それと120ページのGNPの数字のミスが気になりました。2013/08/15

シュラフ

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陰謀論のベンジャミン・フルフォードの本であるが、日経BP社発行ということでトンデモ話はない。内容的には、金融論~マクロ経済~マネー防衛術と幅広い。幅広であるがゆえに浅く広く気軽に読める。 ベンジャミン・フルフォードは、過度の自由主義を否定した規制論者である。最近話題の中央銀行について書いている。「ミルトン・フリードマンでさえも、政府から独立した中央銀行というシステムに異を唱えていた」という。通貨発行権という権力を一部の人たちだけに任せるのはあまりに重大すぎることだという。        2013/04/28

ヤッシー

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内容は経済学に馴染みのない人でも理解できるレベル。斬新なアイデアで、なるほどなーと思うことがあるが、こーゆー考え方もあるという程度に認識しておいたほうがよいかと思う。2011/11/15

RYU

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規制を緩和したり、新たに作るときには、利権がどう動くかについて考えなければならない。少子化対策として年金の設計を挙げているのが新鮮やった。テロ戦争派対温暖化防止派は石油利権対原子力利権としてとらえることもできる。利権ってよくわからんけど、制度設計するうえでは必ず念頭にいれなければと思う。2009/09/13

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