市場と法―いま何が起きているのか

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  • サイズ A5判/ページ数 335p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784822246167
  • NDC分類 321.3
  • Cコード C0032

出版社内容情報

長年取材してきた著者によると法と市場をめぐる深層レポート。市場国家は日本で機能するのか、正常に機能するには何が欠けているのかを豊富な事例を通じて描き出す。

内容説明

市場国家=法化社会を担うインフラは十分か?インサイダー取引、粉飾決算、敵対的企業買収(経営支配権市場)、談合などを題材にしながら、市場国家の信認継続に向けた「法と担い手」の現状と課題を探る。

目次

第1章 市場への背信
第2章 検証・刑事司法
第3章 敵対的企業買収
第4章 ルールを創る
第5章 弁護士と法律事務所
第6章 裁判所と政治
第7章 市場国家と法律家

著者等紹介

三宅伸吾[ミヤケシンゴ]
日本経済新聞社編集委員(法務報道部・兼・政治部)。1961年、香川県生まれ。86年、日本経済新聞社入社。東京本社産業部、経済部、政治部の各記者を経て、2003年より編集委員(経済法制担当)。1986年早稲田大学政治経済学部卒、89‐90年米コロンビア大、95年東京大学法学政治学研究科了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しゃん

1
ずっと積読だったこの本を漸く読了(第1版第1刷で買っていた。)。 村上ファンド事件、ライブドア事件、ニッポン放送事件、王子・北越製紙の紛争、もう5年から7,8年経ったのかと思うと、早いなという思いと、あの頃はそれぞれの事件がどのように推移していくのか、毎日興味深く注視していたのを思いだす。 この本を読んでみて、当時の記憶がよみがえるとともに、裁判記録や関係当事者の取材内容などが丹念に示されていて、「市場と法」について冷静に考え直すことができた。2012/04/09

メルセ・ひすい

0
9-38 `07の株式市場  村上ファンド ライブドア 日興コーディアルG の詳細 `05のTOBニッポン放送 `06王子・北越製紙 ブルドック・ソース 等市場国家=法化社会を担うインフラは十分か? 改正独禁法・会社法・金融商品取引法、TOBをめぐる司法判断、裁判員制度導入などを貫く「国のかたち」再編を読み解く。 2007/12/14

Katsusuke Taira

0
test2019/02/17

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