出版社内容情報
現代中国論の大家が、日本でもベストセラーになった中国の注目書を冷静に書評。
内容説明
現代中国論の大家が居並ぶ専門家に喝!ベストセラー『マオ』はどこがダメなのか。炎の書評集。
目次
1部 歪曲、誤解にまみれる「嫌中、嫌毛」狂想曲を読む(常軌を逸した毛沢東像;嫌日の深層へ―江沢民の漢奸トラウマとは何か;すれ違いの淵源を探る―日中の誤解は「迷惑」に発す)
2部 紙背の温故知新(天安門事件と〓(とう)小平像
台湾はどこへ行くのか)
3部 そして、中国の未来を読み解く(中国経済の離陸―その光と影;胡錦涛「和諧社会」へのカギは三農問題と政治改革)
著者等紹介
矢吹晋[ヤブキススム]
1938年生まれ。横浜市立大学名誉教授。財団法人東洋文庫研究員、21世紀中国総研ディレクター、朝河貫一顕彰協会代表理事。専門は中国経済論、現代中国論、朝河学。東京大学経済学部卒業、東洋経済新報社、アジア経済研究所等を経て、横浜市立大学教授を務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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