エネルギー〈上〉

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  • サイズ B6判/ページ数 382p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784822245375
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

「国際資源戦争」の最前線!サハリンの巨大ガス田開発、イラン「日の丸」油田をめぐる暗闘、シンガポールの石油デリバティブ巨額損失事件―。世界の注目を集める資源開発の現場に切り込み、綿密な取材をもとに描いた野心作。

著者等紹介

黒木亮[クロキリョウ]
1957年、北海道生まれ。カイロ・アメリカン大学大学院修士(中東研究科)。都市銀行、証券会社、総合商社に23年余り勤務し、国際協調融資、プロジェクト・ファイナンス、航空機ファイナンス、貿易金融など数多くの案件を手がける。2000年、大型シンジケートローンを巡る攻防を描いた「トップ・レフト」でデビュー。英国在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Gusuku

1
黒木センセイの本名は、金山さんらしいので、金沢という主人公は、センセイ本人かなと勘繰り。 知らない地名、単語だらけだったので、ググりながら読破。ラッフルズホテルとか。どんなホテル?みたいな。世界を股にかけた群像劇。2021/02/08

arata

1
リアル/難解故にかっこ良く見えてしまう。ただなんか錯覚のような気もする。それは当事者だった人間が書けばリアルになるに決まっているから。報告書的ではなく、リアルさを発揮したのが作者の技量と評価すべきか。しかしやはり山崎豊子/城山三郎らの情景や人間描写と比べると何か寂しさを感じてしまう読み物。2011/07/03

上高野

0
現実に進行している「エネルギー資源争奪」に関わる小説という形をとったルポに近い。サハリンのガス田開発、イランの油田開発(採掘権獲得)、石油デリバティブ投機で巨額損失を出し破産した中国航油(CAO)シンガポールの事件を柱に、日本の商社の視線から描く。とにかく、その取材の綿密さと範囲の広さには驚嘆する。直接は描かれていないが、北米ではシェール・ガスが採算ベースに乗っている。資源に乏しい国はどうすべきなのか。やや暗澹たる思いもする。2008/11/05

やっほっほ

0
エネルギー、金、群がる。2015/01/17

finewave

0
☆☆☆☆2013/10/07

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