内容説明
プロ経営者に託された日の丸半導体復権のシナリオ。甲子園を目指した元球児であり、テキサス・インスツルメンツで米国流ビジネスを身につけた再生請負人に、ノンフィクション作家松浦晋也が迫る。
目次
第1章 社長就任と新施策(TIから神戸製鋼とUMCJを経てエルピーダへ;三つのキーワードその1・速度 ほか)
第2章 石はいかにしてコメとなったのか(半導体は「電気を半分通す物質」;半導体の本質はスイッチ ほか)
第3章 エルピーダ・ウェイ(社長機関説;トップダウンでありボトムアップでもある ほか)
第4章 球児は挫折を経て経営者になった(団塊の世代に生まれて;甲子園を目指して ほか)
第5章 日本の枠を超えた企業再生請負人(本当にダメなの?日本の会社;半世紀前の丸の内OLの話 ほか)
著者等紹介
松浦晋也[マツウラシンヤ]
ノンフィクション作家。1962年生まれ。慶應義塾大学理工学部卒業、慶應義塾大学メディア・政策研究科修了。1986年から2000年まで日経BP社に勤務し、機械、航空宇宙、コンピュータ、情報通信などの分野を取材。その後はフリーの立場で取材を続け、Webや雑誌等で多彩な活動を展開する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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