内容説明
元花王の名経営者が職人的仕事観や東洋の英知をもとに綴ったモノづくり哲学。
目次
第1章 独自の質をつくる(戦略は単純明快にかぎる;いまこそ真の「選択と集中」のとき ほか)
第2章 日本型MOTを考える(「安さ」至上の生産移転はゆきづまる;MOTを理工版MBAで終わらせるな ほか)
第3章 モノづくりのこころを取りもどす(職人の町―旧池之端七軒町;ペリー提督も日本の技に感嘆した ほか)
第4章 東洋思想で読み解く組織のあり方(「見えぬけれどもあるんだよ」;集団に宿る「黙の知」と企業文化 ほか)
第5章 モノづくりの裾野を広げる(つくることは売ることである;モノづくりはプロダクトアウトがいい ほか)
著者等紹介
常盤文克[トキワフミカツ]
1933年東京生まれ。57年東京理科大学卒業後、花王入社。62年米スタンフォード大学留学後、65年大阪大学にて理学博士取得。71年研究所長を経て、76年取締役に就任。90年に代表取締役社長。97年に代表取締役会長。2000年~2002年特別顧問。現在はあおぞら銀行などの社外取締役を務める
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