福祉を変える経営―障害者の月給一万円からの脱出

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福祉を変える経営―障害者の月給一万円からの脱出

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  • サイズ B6判/ページ数 223p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784822243647
  • NDC分類 369.27
  • Cコード C0095

出版社内容情報

知っていますか?
障害者の賃金が月給1万円に満たないことを。
お役所任せじゃ、もうダメだ。
障害者も、自分で稼いで社会に出よう!
「クロネコヤマトの宅急便」の生みの親が挑む
ほんとうのノーマライゼーションの道
第1章 障害者の自立を目指そう!私の福祉革命
第2章 福祉を変える経済学
第3章 福祉を変える経営学
第4章 先進共同作業所の経営に学ぼう

内容説明

お役所任せじゃ、もうダメだ。障害者も、自分で稼いで社会に出よう!「クロネコヤマトの宅急便」の生みの親が挑むほんとうのノーマライゼーションの道。

目次

第1章 障害者の自立を目指そう!私の福祉革命(ヤマト福祉財団について;私が福祉の仕事に就いた理由 ほか)
第2章 福祉を変える経済学(「福祉的就労」という言葉のウソ;「福祉的経済」という経済は存在しない ほか)
第3章 福祉を変える経営学(経営とは「収入-経費=利益」を理解すること;「良いモノをつくれば売れる」は間違いです ほか)
第4章 先進共同作業所の経営に学ぼう(パン製造・販売(スワンベーカリー十条店)―立地の悪さをアイデアで克服
豆腐製造・販売など(はらから福祉会)―手作り豆腐で月給五万円 ほか)

著者等紹介

小倉昌男[オグラマサオ]
1924年12月13日東京生まれ。1947年東京大学経済学部卒業。1948年、父康臣の経営する大和運輸(現ヤマト運輸)に入社。1971年社長、1987年会長に就任。「クロネコヤマトの宅急便」の開発で運輸省(当時)や郵政省(当時)と闘った経験から、積極的な脱規制の実行者として知られる。1993年、保有していたヤマト運輸の株式300万株のうち200万株(当時の時価総額で24億円相当)を投じ、ヤマト福祉財団を設立。1995年に会長を引退し、ヤマト運輸の経営から一切身を引いた後、ヤマト福祉財団の理事長職に専念し、現在まで無報酬で障害者の自立支援にあたる
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

James Hayashi

28
元ヤマト運輸社長、03年著。福祉、障害者と名前だけでハンディキャップになってしまうものをいかに売るか。どう捉え、どの様に攻略していくか。そんなマーケティング、マーチャンダイズが述べられている。経営書としては物足りない。しかし障害者がいかに社会から阻害されているか。ノーマライゼーションの意味を知ることができる。2020/12/21

aika

4
ヤマト財団の小倉会長が障がい者雇用に取り組まれていることを知り、手にとってみました。読んでみて驚いたのは、障がい者雇用を推進するスワンベーカリーの話だけでなく、経済や経営の視点から理論的に障がい者雇用の在るべき姿が説かれていたことです。具体的でありながら大局観的な目線で書かれていて、障がい者雇用について考えさせられました。2014/06/10

テキィ

4
とてもわかりやすい、優しい語り口。どうやったら従業員が食えるか。そのために実現すべき質の高いサービスは何か?視点はあくまでぶれず変わらず。2011/01/20

だいすけ

3
ハンセン病に限らず、福祉の現場はまだまだノーマライゼーションとは程遠い状況にある。経営とは理論の積み重ね、基本は考えることにある。経営者の意識改革、経営の改革を通じて、障害を持つ方が本当に自立する日が来るのだろう。2019/11/22

タルシル📖ヨムノスキー

3
障碍者就労に対する考え方が変わる本です。

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