内容説明
90年代アメリカ経済復活の謎を鮮やかに解く。この真摯な分析こそ、米国の底力なのかもしれない。翻って、わが日本は情けない。
目次
背景
タイム・ラグとFRBの長期にわたる金融緩和政策
財政政策の転換点―一九九三年の予算合意
一九九四~九六年の景気軟着陸の達成
FRBの寛容とフィリップス曲線の協力
寛容政策の終わり
生産性の伸びとコンピューター価格
一九九九年以降の金融政策
財政赤字の意外な消滅
結論―経済政策のための教訓
著者等紹介
ブラインダー,アラン[ブラインダー,アラン][Blinder,Alan S.]
ブリンストン大学経済学教授。クリントン政権で経済諮問委員会委員、1994年から96年まで連邦準備制度理事会(FRB)副議長
イェレン,ジャネット[イェレン,ジャネット][Yellen,Janet L.]
カリフォルニア大学バークリー校経済学、経営学教授。1994年から97年までFRB理事、97年から99年まで経済諮問委員会委員長
山岡洋一[ヤマオカヨウイチ]
翻訳家。1949年生まれ
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