内容説明
妹を白血病で失い、自らも癌と宣告されたジャーナリストが、闘病者、治療者、医師たちへのインタビューを重ね、現代医学の病根とこころの治癒力の可能性をさぐる。自分にとっての病気の意味を見いだしていった魂の旅の記録。
目次
さまざまな癒しの経験
癒しへの道―旅のための地図
病気のもつれた原因
使者の先触れ―聞かれなかった声
症状―身心の声?
診断―命名の力
医師たちとの出会い
大砲、魔法の銃弾―医学の城塞
コントロールを取り戻す―新しい足場を発見する
治療法を求めて代替医療の世界〔ほか〕