内容説明
不安、妥協、慢心―。仕事を通じた成長には多くの壁やワナが立ちはだかる。それをどう突破し、ステップアップを続けていくか。厳しい競争を正々堂々と勝ち抜く仕事学を本音で説く。
目次
第1章 成長を続けるためには(「すべて自分の責任」と覚悟し、言い訳しない;「結果がすべて」の心構えこそ大事 ほか)
第2章 コミュニケーション力を高めるには(“正論”を振りかざさない;あえて空気を読まない応用力を持つ ほか)
第3章 折れない心を作るには(正しい方法で“初心”に立ち返る;悩み続けないために、明確な“軸”を持つ ほか)
第4章 アイデアを実現するには(どんな会議にも主体的に参加する;相手を熟知し、時を見計らう ほか)
第5章 本物のリーダーになるには(最大の役割は方向性の絞り込み;“しごき”は時代遅れ。褒めて伸ばす ほか)
著者等紹介
藤田晋[フジタススム]
1973年福井県生まれ。97年に青山学院大学経営学部を卒業後、人材紹介・派遣事業のインテリジェンスに入社。98年に退社し、サイバーエージェントを設立。インターネット総合サービス企業として、2000年に東証マザーズに株式を上場(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ハッシー
77
★★★★☆ 再読。自身で経験したことをベースに書かれているので、非常に説得力がある。1年前に読んだときとは違う気づきを得ることができた。50のメッセージがあるが、自分の成長に合わせて心に刺さるメッセージは違うんだと思う。今回は「悩み続けないために、明確な軸を持つ」という言葉が一番響いた。また読みたいので、本棚の見えやすいところに置いておこう。2019/08/14
清游@草ぶえの丘で森林浴♨︎
20
憂鬱こそが黄金を生む 2019/05/18
わたなべたけし
10
藤田社長の考える自己成長を果たすための50のメッセージ。自身の経験を踏まえて語られるメッセージに軽重はない。ビジネスパーソン誰しもが、心得ておくべき事項ばかり。そして、これから社会に出て行く方にも是非読んで欲しい1冊。 プロセスのように一般的に言われることと異なる著者の解釈は、改めてプロセスにタイする自分の考え方も深くなるような気がする。折を見て再読したい。2014/03/09
とみやん📖
9
大切な友人から借りて読んだ本。先日、私へのはなむけの言葉としてこの本の一部をコピーして渡してくれた。そういう点で、忘れられない一冊になりそう。 三十代半ばで書いた若いビジネスパーソン向けの本。あとがきにあるように、ごくごく普通のことが淡々と書かれているが、著者の経験に基づき参考になることが多い。 気になるところをメモしておこうと思う。2019/02/08
みんと
7
決してブレること無く、成長し続けるために心がけること、実践していることなど読んでいて心にスッと入ってくる。 新しいことへの挑戦を逃げ道にしない、ネガティブに考えポジティブに生む、コミュニケーション力を養うために努力すること、敢えて空気を読まない等など他にも多くのことをご自身の経験から話されている。 常に厳しく自分と向き合い、学ぶ姿勢を崩さない。 本物のリーダーになるための責任感、心がけが素晴らしかった。2012/10/07