ぶんか社文庫
午前3時の医者ものがたり

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 334p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784821152582
  • NDC分類 498.14
  • Cコード C0195

内容説明

医者になって5ヵ月目。深夜の当直医として、カルテをめくり一応見ているふりをするが、頭の中は真っ白。なんせ自分で診断して処方を書くというのははじめてだった。思わず叫びたかった。「医者、呼んでください」と。それに当直でつらいのは、寝ては起こされ、寝ては起こされで、だんだん眠りにつけなくなることである。「夜間の外来診察」をユーモラスに描く痛快エッセイ。

目次

エルステ当直
ゴキブリの出る病院
正月の当直
崩れる病院
見つめるナースたち
深夜の突撃隊
予期せぬ出来事
恐怖の交代時間
招かれざる患者
病院に住む医者
夜の待合室
深夜の縫合

著者等紹介

米山公啓[ヨネヤマキミヒロ]
1952年山梨県生まれ。聖マリアンナ医科大学卒業。同大学第二内科助教授を経て作家に転身。医学博士。専門は神経内科。東京都あきる野市の米山医院等で医師としての仕事を続けつつ、作家活動を行なう。エッセイ、医療ミステリー、医学実用書など著作は多数。テレビ、ラジオなどの出演も多い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆい

1
米山先生と一緒に「寝かせてくれー!」って思いながら読みました。研修医になってからが大変だと分かりました。でも夢が具体的に広がる。頑張るぞ!2013/03/08

からしれんこん

0
文体が椎名誠風な雰囲気で、でも当直医のリアルさがわかるおもしろいエッセイ。ただおもしろいだけではなく少し考えさせられる部分もある。医者って軌道に乗るまでは大変な職業やなと思った。2010/10/04

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/239659
  • ご注意事項