「20円」で世界をつなぐ仕事―“想い”と“頭脳”で稼ぐ社会起業・実戦ガイド

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 219p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784820717416
  • NDC分類 333.8
  • Cコード C2034

内容説明

「20円」でできること。アフリカの子どもに温かい給食を一食。日本で食べるヘルシーなランチ代が、彼らの食事になる。こんなビジネスがあったのか!マッキンゼーの戦略コンサルタントから社会起業家へ。日本人がつくった「すごいしくみ」に惚れ込んだから。

目次

第1章 TFTのビジネスモデルと苦難の創業期(テーブル・フォー・ツーの誕生と出会い;フレームワークで「しくみ」を考える ほか)
第2章 世界最高峰のコンサル会社からNPOへの転身(戦略コンサルタント時代に学んだ究極の問題解決法;僕が自分の「想い」を見付けるまで)
第3章 社会起業にビジネススキルをいかす(目的・達成目標―何のための事業なのか、徹底的に考え抜く;提携―相手を見極め、長く続くよい関係を築く)
終章 「しくみ」と「想い」が大きなつながりをつくる(大きな課題解決のための「大きなつながり」;専門機能をつなげて「代表チーム」をつくる ほか)

著者等紹介

小暮真久[コグレマサヒサ]
1972年生まれ。早稲田大学理工学部卒業後、オーストラリアのスインバン工科大で人工心臓の研究を行なう。1999年、同大学修士号取得後、マッキンゼー・アンド・カンパニー東京支社入社。ヘルスケア、メディア、小売流通、製造業など幅広い業界の組織改革・オペレーション改善・営業戦略などのプロジェクトに従事。同社米国ニュージャージー支社勤務を経て、2005年、松竹株式会社入社、事業開発を担当。経済学者ジェフリー・サックスとの出会いに強い感銘を受け、その後、先進国の肥満と開発途上国の飢餓という2つの問題の同時解決を目指す日本発の社会貢献事業「TABLE FOR TWO」プロジェクトに参画。2007年NPO法人・TABLE FOR TWO Internationalを創設し、理事兼事務局長に就任。社会起業家として日本、アフリカ、米国を拠点に活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

としP

28
他者を幸せにしたいという「想い」で仕事をしているって本当に素敵だなと思った。人は誰しも、自分より恵まれない環境に置かれている人間のために何かをしてあげたいと思うだろう。しかし、物理的にも環境的にも遠く離れていると、なかなかそれができない。自分の周りにしか意識が向かなくなってしまう。TFTのような仕組みが広がれば、世界はもっと良くなるのだろう。2017/06/01

ごへいもち

26
社員食堂でメタボ対応のメニューを作り一食当たり20円を貧しい国の子どもの給食費に充てるというアイディア。表紙の爽やかな笑顔。想いと頭脳。こんなことを仕事にできるこの人は幸せだなぁと思った2011/12/28

かず

19
★★★Audible。2017/11/16

ヨータン

19
この間、この「TABLE FOR TWO」の女性の方と話す機会があり、事業内容をお聞きして、素晴らしいなと感銘を受けたのですが、その会社のCEOの書かれた本だったのですね。日本ではまだまだ社会事業というものをよく理解している人がいない中でたくさんの企業に協力してもらえたのはこの方の熱い思いが伝わったというのもあると思いました。2017/07/17

beautiful sky

13
著者の小暮さんがとてつもなく優秀。で、小暮さんの取り組みに対する思いも文章から伝わり、ぐぐぐっと引き込まれて、あっという間に読了。TFTは良い仕組みだと思います。根付いて欲しいなあ。そうやって応援しながら読みつつ、自分にも何かできはしないかと考えながら読んでいました。2014/07/20

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/146044
  • ご注意事項