目次
道徳の伝達は可能か
第１部 正当な道徳原理を求めて（実践・合意・強制；イデオロギーを超えた道徳原理―ポストモダニズムから生態学的知覚論へ）
第２部 闘争理論―道徳原理の伝達を肯定する従来の理論の諸類型と問題点（古典的な闘争理論；客観主義への批判；ポストモダン時代の闘争理論）
第３部 逃走理論―道徳原理の伝達を否定する従来の理論の諸類型と問題点（古典的な逃走理論；ポストモダン的相対主義―実践倫理学の理論的基礎；ポストモダン的懐疑主義―道徳から倫理へ；ポストモダン的逃走理論）
闘争理論と逃走理論を超えて
著者等紹介
松下良平［マツシタリョウヘイ］
１９５９年鹿児島県生まれ。１９８７年京都大学大学院教育学研究科教育学専攻博士後期課程学修認定退学。現在、金沢大学教育学部助教授博士（教育学）
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