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職場学習の探究―企業人の成長を考える実証研究

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  • サイズ A5判/ページ数 319p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784820119975
  • NDC分類 336.47
  • Cコード C2034

内容説明

仕事で成長するには、どうすればいいのか。どんな職場であればいいのか。企業人を対象にした「仕事経験や職場環境に関するアンケート」をもとに、経営学習論、学習研究論の11人の研究者たちが分析し、得られた知見を明らかにする。

目次

第1部 理論編(職場における業務能力の向上に資する経験学習のプロセスとは―経験学習モデルに関する実証的研究;「職場学習風土」と「個人の経験学習」の関係を探究する)
第2部 上司編(部下の成長を促す上司のあり方とは―上司の成長認知と部下に対する内省支援の関係;職場のオープン・コミュニケーションを促すマネジャーのリーダーシップ行動)
第3部 職場編(新入社員の能力向上に資する先輩指導員のOJT行動―OJT指導員が一人でやらないOJTの提案;業績と能力を伸ばす職場の探究―組織市民行動と職場学習風土に着目して ほか)
第4部 職場外要因編(就職活動時の職業価値観は、入社後の組織社会化にどのような影響を及ぼすのか―自己実現志向・組織からの独立志向を持つ人は、組織になじめない人なのか;海外での経験は、能力向上にどのような影響を与えるのか―経験学習行動を手がかりにして ほか)

著者等紹介

中原淳[ナカハラジュン]
東京大学大学総合教育研究センター准教授。東京大学大学院学際情報学府准教授(兼任)。大阪大学博士(人間科学)。北海道旭川市生まれ。東京大学教育学部卒業、大阪大学大学院人間科学研究科、メディア教育開発センター(現・放送大学)、米国・マサチューセッツ工科大学客員研究員等をへて、2006年より現職。「大人の学びを科学する」をテーマに、企業・組織における人々の学習・コミュニケーション・リーダーシップについて研究している。専門は経営学習論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

3
東大の中原研究室の共同研究の論文を集めた本。職場学習について日本生産性本部との共同調査の結果がまとめられている。自分の関心範囲はホワイトカラーの職場での経験と育成だが、様々な視点から職場での学びを促進する要因が探られていて、先行研究や定量研究の結果の示し方も参考になった。アカデミックな内容なので一般読者には向かないかも。 2018/06/05

Go Extreme

1
理論編: 経験学習モデルに関する実証的研究 「職場学習風土」と「個人の経験学習」の関係を探究する 上司編: 上司の成長認知と部下に対する内省支援の関係 職場のオープン・コミュニケーションを促すマネジャーのリーダーシップ行動 職場編: OJT指導員が一人でやらないOJTの提案 業績と能力を伸ばす職場の探究 職場外要因編: 自己実現志向・組織からの独立志向を持つ人は、組織になじめない人なのか 海外での経験は、能力向上にどのような影響を与えるのか―経験学習行動を手がかりにして2018/07/15

そうとめ

0
当たり前のことを、当たり前だと証明するのも大切なことだと感じさせる本です。 この本でいう「職場学習」の定義  「組織の目標達成・業績向上に資する、職場における学習であり、人が、仕事に従事し経験を深めつつ、他者、人工物との相互作用を通して生起する学習」 http://blog.goo.ne.jp/aki-nagi-kae/e/4102b6c36d067d960b5def1bd2da7e312012/10/12

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