内容説明
増税しなくても100兆円はすぐに確保できる!政府の「外国為替資金特別会計」に眠る米国債→名義上、日銀が買い取って対価の100兆円を政府に供給。政府はこの資金を被災地復興に使い、また脱デフレ・脱円高につぎ込む。世界が驚く巨額財源をゆうゆう確保し、長期的成長戦略で政策投資する姿をデフレや円高で自信を失った日本人と世界中の投資家の目に焼き付けることができる。
目次
第1章 「増税しなければ財政破綻」は真っ赤なウソ(震災復興には増税しかないのか;増税したら税収が増えるというウソ ほか)
第2章 オオカミ少年・財務省だましのテクニック(増税の国際公約は財務官僚の反対論封じ込め策;IMFが日本の早期増税キャンペーンをする狙い ほか)
第3章 脱円高・脱デフレこそ最優先事項だ(史上空前の円高はなぜ起こるのか?;デフレ、増税は円高をさらに進める爆弾 ほか)
第4章 「世界通貨戦争」に負け続ける日本(日本は通貨安競争で自ら墓穴を掘っている;スイス国立銀行の介入政策を見習え ほか)
第5章 増税なしの「100兆円日本再生計画」(TPPも日本再生も「自助自立」が不可欠;政府は増税より震災復興の道筋を示せ ほか)
著者等紹介
田村秀男[タムラヒデオ]
産経新聞社特別記者・編集委員兼論説委員。日本経済新聞ワシントン特派員、米アジア財団上級フェロー、日本経済新聞香港支局長、編集委員を経て現職。政府・日銀の金融経済政策運営に対して数多くの有益な提言を行なう気鋭のジャーナリストとして注目を集めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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