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内容説明
この本は、震災発生以来、産経新聞の記者たちが、被災地から送り続けた人間ドラマ48本を読みやすくまとめたものです。そこにあるのは、悲しみに暮れる物語ばかりではありません。亡き母に甲子園出場を誓う少年、妻子を失いながら黙々と働き続ける市職員、プロの仕事に徹して原発復旧にあたる人々など、がれきの街の中で前向きに生きる人々もたくさん描かれています。
目次
被災地に生きる(お年寄り救った少年は「1・17」生まれ;亡き母、甲子園に連れていく ほか)
人が死ぬということ(がれきの海「捜しようもない」;妻子失った市職員「負けないで」のメッセージ ほか)
プロの誇り(津波に向かい命捧げた駐在さん;山岳用ランプで診察する開業医 ほか)
「あの日」の光景(3・11翌朝、被災地上空;3・12被災地を歩く ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
キラ@道北民
37
産経新聞の記者たちが、被災地から送り続けた様々な記事のまとめ。震災を絡めた小説は何作か読んだけれど、ルポタージュは初めて。読むのが怖かったけど、北海道でも地震とブラックアウトを経験して、やっと手に取ることが出来た。どこに気持ちを向け乗り越えたか、経験を無駄にしてはいけないと遅ればせながら思ったからだ。東日本大震災で防災への意識が高まり、備えるようになり、避難場所やルートを意識するようになった。涙を堪えながらの読書になったが、改めて避難3原則①想定にとらわれない②最善を尽くす③率先避難者になる。を胸に刻む。2019/03/10
カブ
18
やっと読み終えることができました。忘れてはいけないこと。2014/12/06
ヒラP@ehon.gohon
3
当事者にとって生々しい心の傷が、当事者ではない人間の中では風化していきます。本当にあったことが、本当であることを伝えていかなければいけないと思いました。 2014/10/25
epitaph3
3
ただただつらいです。2014/05/23
ゆうこ
3
☆2013/05/05