宰相の資格

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  • サイズ B6判/ページ数 305p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784819111249
  • NDC分類 312.1
  • Cコード C0095

内容説明

小泉、安倍、福田、麻生、鳩山、菅―6代の総理はどこで決断を過ったか。わが国の立て直しに何をすべきか。日本再生の条件は総理にある。第26回正論大賞受賞。

目次

第1章 菅直人総理―国家主権を揺るがす危機
第2章 鳩山由紀夫総理―国家の安全あっての「いのち」
第3章 小泉純一郎総理―経済より大事な日本精神
第4章 安倍晋三総理―日本呪縛のメカニズム
第5章 福田康夫総理―全方位外交という有害
第6章 麻生太郎総理―政治家の大局観

著者等紹介

櫻井よしこ[サクライヨシコ]
ベトナム生まれ。ハワイ州立大学歴史学部卒業。「クリスチャン・サイエンス・モニター」紙東京支局員、アジア新聞財団「DEPTH NEWS」記者、同東京支局長、日本テレビ・ニュースキャスターを経て、現在はフリー・ジャーナリスト。1995年に『エイズ犯罪 血友病患者の悲劇』(中公文庫)で第26回大宅壮一ノンフィクション賞、98年には『日本の危機』(新潮文庫)などで第46回菊池寛賞を受賞。2007年12月「国家基本問題研究所」を設立し理事長に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Riopapa

3
2年前の出版だが、小泉純一郎から菅直人の任期の途中まで。東日本大震災前ではあるが、どの首相に対しても見方は厳しい。安倍晋三に対する評価は比較的高い。中国への対応は、どの総理もうまくいっていない。安倍新政権に期待する。2013/01/29

寅次郎

3
ここ数年の歴代首相に対する著者の憂国に満ちた感想と各々に関する希望を記した1冊。映像ではおっとりした物腰、上品な声音。しかし筆を執ると毅然とした日本人がそこにいました。今回津波で被災した福島原発事故に対する現政府の対応を著者はどう想っているのか。暫くは産経新聞から眼が離せません。2011/03/30

どりたま

2
この本は産経新聞の「首相に申す」を再編集・加筆したものだそうです。近年の首相(菅→鳩山→小泉→安倍→福田→麻生の順で掲載)6人への著者の意見を忌憚なく述べています。この本を信じれば、鳩山>菅>福田>麻生>安倍>小泉の順にひどい。特に上位3人は救い難い。著者は特に国防の危うさを憂いています。その中でも中国の記述がダントツ多かった。著者に言わせると上記6人の中で宰相の資格がある人は一人もいない(はっきりは書いていないけど…)。2011/04/27

まさる

1
イラ菅とルーピー鳩山。この二人がもたらした「負の」国益は大きい。読んでいて、我が国の未来が明るくないことを痛感してしまう。2014/07/30

Masakimi Kudaka

1
 元テレビ・ニュースキャスターで、現在はフリー・ジャーナリストである櫻井よしこ氏の本。第26回正論大賞受賞  小泉、安倍、福田、麻生、鳩山、菅―― 6代の総理はどこで決断を過ったか、わが国の立て直しに何をすべきか、歴史に造詣の深い著者が、一刀両断している。  テレビと同様に、毅然とした言動・提言により、日本の国益を第一とした記述をされている。  日米同盟の重要性はよく分かるが、なぜ、在日米軍基地(海兵隊)が沖縄でなければならないのかなどの記述はない、と感じた。 2012/10/22

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