移民不要論―少子化、人口減少何が悪い

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  • サイズ B6判/ページ数 181p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784819110921
  • NDC分類 334.41
  • Cコード C0095

内容説明

神鋼電機(現シンフォニアテクノロジー)を育て上げた豪腕経営者が、外国人労働者受け入れの実体験もふまえ、移民受け入れに真っ向反対する。

目次

第1章 人口減少の何が悪い(ウエルカム少子化・人口減少;移民の本当の恐ろしさ;安易な日本人の移民観;移民受け入れの実態)
第2章 わかりあえない日・中・韓(「日本的なるもの」を再認識せよ;異文化は衝突する;決して相容れない隣国)
第3章 「外国人が見た日本人」に学ぶ(日本人の行動様式;日本人の美意識;日本人の美徳;「世界の宝」としての日本)
第4章 少子高齢化は国内対策で克服できる(少子化対策の成功例;知恵を使った国内対策を;高齢化社会の失業者たち;高齢者もマーケット)

著者等紹介

佐伯弘文[サエキヒロブミ]
1962年東京外国語大学英米科卒業。日本ガイシ入社。64年神戸製鋼所入社。93年同社取締役、96年常務取締役、99年専務取締役。同年より機械カンパニー(現機械エンジニアリングカンパニー)執行社長を兼任。2000年神鋼電機(現シンフォニアテクノロジー)社長に就任。会長職を経て現在、同社相談役(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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shizzy

3
図書館本。シリアの難民問題で移民や難民に付いて考えていた時だったので手に取ってみた。国際化がどんどん進み、反対に少子化問題もあるので考えねばならない問題ではあるが、文化や言語、宗教が違う人々とどうやって上手く共存できるのか。受け入れてもオーストラリアやアメリカのように自国への忠誠や愛国を前面に押し出して共生していくということが出来にくい日本で、バックグラウンドや人種の違う人たちとどうやって団結していくのか考えてしまう。受け入れ態勢を整えるのは大変だが、きちんと考えないといけない時期だ。2015/11/05

あっきー

3
安易に移民を受け入れる前に、できることを全てやらなければならないと感じた。さまざまな意見があるが、まずは賛成派、反対派の論点を理解しないと。途中の中韓との文化的際についての意見は、実体験がないため、参考程度に読んだ。2013/01/20

mytee

2
少子化だから移民を受け入れて、労働力を確保せよ!と移民賛成派は言う。は?と思いませんか?ニートやフリーター、おまけに震災で失業者、増えてますよ。私は移民の必要性が理解出来ずにいました。で、タイトルが気に入り読みはじめたのですが、全くだと頷く点が多かった本です。「他の文明とは融和できない」南米日系人の多い地方都市、エライことになってますよね。日本語の出来ない児童で学校が混乱、生活習慣を巡る地域とのトラブル、治安の悪化、地方税や社会保険料の未納。結果として、安い労働力で潤う企業はあるのでしょうが、お金だけがあ2011/10/11

annie

1
中盤ではあまり移民不要論が語られていなかったと思う。ただマスコミが少子高齢化社会のデメリットだけをはやしたて、何も考えずに(左的な考えはあるのかもしれないが)移民を受け入れた方がよいということにはやっぱり腹ただしい。移民について考えるに当たってよい視点を提供してくれる本だと思う。2010/08/04

kozawa

1
移民がなくても大丈夫というのではなく、帯の通り受け入れに明確に反対。一般的な反対派の主張の典型だろうか。この手のものの中では悪くない方ではないかと2010/06/26

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