アダム・スミスの影

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  • サイズ B6判/ページ数 174p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784818824737
  • NDC分類 331.42
  • Cコード C3033

内容説明

「経済学の父」アダム・スミスは、もっとも誤解され利用されてきた経済学者でもある。「市場原理主義」ではないスミスの真の姿をとおして、現代経済学への含意を考える。

目次

第1章 「見えざる手」の魔力(フリードマンのアダム・スミス賛の再検討;「見えざる手」の独り歩き ほか)
第2章 「古典派」の多義性(「古典派」と「セイの法則」;「自由放任」とは何か ほか)
第3章 経済的自由主義の歩み(ケインズ「自由放任の終焉」をめぐる誤解;「リベラル」の意味の変化 ほか)
第4章 独占を擁護するシカゴ学派(スミスの「独占精神」への批判;産業組織論におけるハーヴァード学派vsシカゴ学派 ほか)

著者等紹介

根井雅弘[ネイマサヒロ]
京都大学大学院経済学研究科教授。1962年宮崎県生まれ。1990年京都大学大学院経済学研究科博士課程修了(経済学博士)。同年4月京都大学経済学部助教授を経て、2000年4月より現職。専攻は経済学史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

田中峰和

4
アダム・スミスといえば、いまだに「見えざる手」に象徴される市場万能論者と決めつけられる。その誤解を解くのが本書の論点。確かに自由競争や自由貿易を原則として指示したのは事実だが、決して自由放任主義者ではなかった。ましてや、フリードマンに代表される新自由主義者とは明らかに異なる。同じ系統に入れられるハイエクの方が、社会哲学上の問題について、深く考察しているので、はるかにスミスに近い。ケンブリッジ学派のケインズは、大恐慌からの脱却に貢献したが、70年代になるとフリードマンのシカゴ学派が台頭。見えざる手はどこに?2017/10/30

大雪(おおゆき)

1
アダム・スミスを通してケインズやハイエク、古典派やシカゴ学派を語る本。書名の通りアダム・スミスの輝かしい功績が「光」として存在するが、良くも悪くも後世に与えた「影」の影響も無視出来ないものがある(もちろん、スミスに責を負わせるのは若干酷ではあるが)。ハイエクやフリードマンは、言ってはなんだが、我田引水にスミス思想を引き寄せたのではないか、と読んでて思った。が、彼らのライバルでもあるケインズもやってることは結構際どい。これは彼の「狙った」手法でもあった。ケインズはやり手だ。2018/02/13

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