歴史の交差点に立って

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  • サイズ B6判/ページ数 309p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784818820098
  • NDC分類 204
  • Cコード C0095

出版社内容情報

竹内好論で注目を集めた著者による最新論文集! 日本と中国のみならず、過去と現在という時空の交差点に立って語られる言葉の数々のなかに、私たちは何を読みとっていくのか。

はじめに
歴史の交差点に立って

内容説明

私たちは今、歴史の交差点に立っている。そこでは、竹内好など過去のテクストと向き合うことによって、ある特定のイメージを作り出している政治的な視座を見つけ出すことができる。現実世界を切り拓くために、新たな視座を描き出す可能性を模索する。

目次

1 歴史の交差点に立って(歴史の交差点に立って;思想史事件としてのSARS;那覇から上海へ ほか)
2 媒介としての東アジア(記憶におけるアジア;東アジアにおける相互認識の意味―韓国の読者へ、そして日本の友へ;多文化共生における「文化政治」―「南京」「ヒロシマ」「九・一一」をめぐって ほか)
3 歴史を読むこと、歴史を書くこと(竹内好を読むこと、歴史を読むこと;今、なぜ竹内好なのか;昭和史論争における一つの側面 ほか)

著者等紹介

孫歌[ソンカ]
1955年、中国吉林省長春市生まれ。吉林大学中国文学部卒。東京都立大学にて論文博士(政治学)。中国社会科学院文学研究所研究員。専攻は日本政治思想史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Francis

1
中国出身の日本政治思想史学者の評論集。主に現代中国文学者の竹内好に関する文章をまとめたもの。竹内好については岩波文庫の魯迅の翻訳者と言う以上のことはあまり知らなかったが、この本を読んで、ある程度理解が深まった気がする。2014/01/10

manmachine

0
竹内に関して、「流動性」とか言ってればいいというものではない。2009/10/28

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