ヨーロッパ統合の社会史―背景・論理・展望

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  • サイズ A5判/ページ数 372p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784818815773
  • NDC分類 230.7
  • Cコード C3022

出版社内容情報

グローバリゼーションが進むなか、独自の対応を志向するヨーロッパ統合について、その基礎にある「不通の人々」の相互接近の歴史を明らかにする。東アジアは何を学べるのか。\[編者の他の執筆者]\ 雨宮昭彦・小野塚知二・ケルブレ・ハルトムート・コーリア・バンジャマン・新原道信・アルベルト・メルレル

内容説明

グローバリゼーションが進む中、独自の対応を志向するヨーロッパ統合について、その基礎にある「普通の人々」の相互接近の歴史からなにを学べるか。

目次

第1章 ヨーロッパ社会史の研究史と統合の社会史
第2章 統合の前提―世界大戦・総力戦と地域的水平的統合の社会史的必然性
第3章 フランスから見た仏独和解の歴史と論理―国家と社会の相互作用
第4章 “社会的ヨーロッパ”―基盤、賭け、展望
第5章 グローバリゼーション、欧州統合とコーポラティズムの再建―ドイツにおける「労働のための同盟」
第6章 ナショナル・アイデンティティという奇跡―二つの歌に注目して
第7章 “マイノリティ”のヨーロッパ―“社会文化的な島々”は、“混交、混成し、重合”する
第8章 深層のヨーロッパ・願望のヨーロッパ―差異と混沌を生命とする対位法の“智”

著者等紹介

永岑三千輝[ナガミネミチテル]
横浜市立大学大学院経済学研究科・商学部教授

広田功[ヒロタイサオ]
東京大学大学院経済学研究科教授
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感想・レビュー

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sidus

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「シューマン・プランの斬新さは、石炭・鉄鋼という限定された分野だけを統合する(いわゆる部門統合方式)方向を提案するとともに、それを管理する機関(最高機関)に超国家性の原理を導入したことである。」p1242008/07/31

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