内容説明
本書では、地域貢献をキーワードに産業研究所の歩みをまとめた。文科系大学であることの限界はあるにせよ、首都圏周辺部に位置する立地条件を最大限に活かした「地域貢献」の方向を探る必要があるとき、これまでの歴史を振り返る意義は大である。
目次
プロローグ 聖域から追われるのか、大学と研究所
第1章 産業研究所の歩みと「地域貢献」への序奏
第2章 「地域貢献」への篤い思いと地域研究
第3章 地域に生きる研究所の足跡をみつめて
第4章 公立大学の生き残り戦略と「地域貢献」
エピローグ 成熟化社会と近代啓蒙思想