「身分の取引」と日本の雇用慣行―国鉄の事例分析

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  • サイズ A5判/ページ数 430p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784818814943
  • NDC分類 366.21
  • Cコード C3036

内容説明

年功賃金、長期雇用、配置転換、社内資格、定員調整など日本の雇用慣行の形成とその論理を、国鉄の事例に即して解明する。「身分の取引」の実体を明らかにした画期的な書。

目次

序論 課題と方法
第1章 戦前における身分制度の変化―「能力の発見」を中心に
第2章 職階給の導入とその変容―「能力」と「資格」
第3章 戦後における雇用慣行の形成―「貢献」と「身分保障」
第4章 職の秩序と昇進慣行―「仕事」と「身分」
第5章 戦後における定員問題の転換―「基準」と「職場取引」

著者等紹介

禹宗〓[ウージョンウォン]
1961年韓国慶尚南道晋州生まれ。1980年ソウル大学校社会科学大学経済学科入学。1999年東京大学大学院経済学研究科博士課程退学、埼玉大学経済学部講師を経て、現在、埼玉大学経済学部助教授・博士(経済学)。The Anderson School at UCLAのビジティング・スカラー
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