内容説明
女性が自らの可能性を求めることが困難だった時代。イザベラ・バードは海を越え、未知の国へ飛びたつ。自由に生きたかった。だから彼女は旅にでた。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Eightman
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1978年明治維新直後に日本を訪れ、東京から北海道までほとんど一人で旅した事もあるイギリス人女性イザベラ・バードの伝記です。旅行記も読んでみたくなりました。 病弱だったイザベラが、その治療のため環境を変えることを医者から勧められた事を機に、カナダ・アメリカから始まり、ハワイ、日本、マラヤ、中国、朝鮮、モロッコと、スコットランドへの帰国を挟んで世界中を旅し、旅行記を残している。旅行に出ると勇敢で力強いが、イギリスに帰ると弱々しい病人になってしまう。旅行記からは伺えない彼女の二面的な苦悩が記されている。2015/03/29
文月あやと
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なぜイザベラ・バードが旅行していたかなんて知らなかったけど、この波乱万丈な人生に衝撃を受けた。2014/06/05