内容説明
上下巻あわせて１２７型の参考譜。現代の布石構想を総チェック。
目次
第１章 星・小目平行―第１型～第４１型
第２章 星・小目タスキ他―第１型～第１０型
著者等紹介
依田紀基［ヨダノリモト］
昭和４１年生まれ。北海道岩見沢市出身。安藤武夫七段門下。昭和５５年入段、５８年五段、平成５年九段。７年第３３期十段。８年第２１期碁聖。１２年第２５期名人。その他、新人王戦、ＮＨＫ杯優勝各５回、ＮＥＣカップ優勝３回など、多数のタイトルを獲得（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
夜間飛行
46
林海峰の旧版以上にこの依田さんの新版にはお世話になった。布石は時代と共に変わっていく。例えば「星・小目平行」型で、星の石に内から係ると挟まれて苦しくなるから割り打ちすべきだ…という解説があるけれど、最近のプロの碁を見ているとその逆の打ち方が多い。これについて著者はどうお考えか、できればを伺ってみたいところである。私は碁を打つ人が（プロであろうと）時代と共に意見が変わるのは仕方ないと思う。世界中で打たれる碁を毎日見ていると、私のようなアマチュアのはしくれでも新しい打ち方に感動したり驚かされることが多いのだ。2018/02/24
