出版社内容情報
アフタヌーン・ティー、スコーン、茶器、歴史・・・
英文学に登場する“紅茶の風景”を交えて解説
英国紅茶文化に関する解説と英文学作品
■アフタヌーン・ティー、スコーン、サンドイッチから紅茶の入れ方、カップ等の茶器、歴史、イギリス特有の食べ物まで、紅茶について関連の英文学作品を取り上げながら解説した、読みものとしても楽しめる事典です。
ディケンズ、ルイス・キャロル、ハーディ、マンスフィールド・・・
■様々な英文学作品に登場する“紅茶の風景”の原文を例に挙げ、風俗や慣習まで詳しく説明しています。
写真・図版も掲載
■めずらしい写真や図版も多く掲載。英文学研究やイギリス文化理解、英国関連文献の翻訳の資料としても役立ちます。
収録項目の例
紅茶の時間と伝統
アフタヌーン・ティー、朝食時のお茶、クリーム・ティー、目覚めのお茶、11時のお茶、ファームハウス・ティー、5時のお茶、ハイ・ティー、大晦日の茶会、ナイフンフォーク・ティー、就寝時のお茶、子供のおやつのお茶、アウトドア・ティー、ティー・ブレイク
紅茶の作法―入れ方と飲み方
紅茶の入れ方、紅茶の飲み方
茶器と習慣
お湯入れポット、ミルク入れ、茶こぼし、砂糖入れ、ティー・ベル、ティー・キャディー、ティー・カップ ・・・etc.
内容説明
一般に外国文学を研究したり翻訳したりする上では当然のことであるが、単に味読し鑑賞する場合ですら、その国の文化的背景に関する知識を必要とすることは論を俟たない。本書はイギリスの文学および文化の理解に不可欠な背景的知識のうち、特に「紅茶」に中心を置いたものであるが、併せてその周辺の「食文化」をも扱っている。
目次
第1部 VISUAL KEY
第2部 THE ENCYCLOPAEDIA(紅茶の時間と伝統;紅茶の作法―入れ方と飲み方;茶器と習慣;紅茶の歴史;補遺―食べものと料理)
著者等紹介
三谷康之[ミタニヤスユキ]
東洋学園大学現代経営学部教授。1941年生まれ。埼玉大学教養学部イギリス文化課程卒業。成城学園高等学校教諭、東洋女子短期大学英語英文科教授を経て、2002年より現職。1975~76年まで英文学の背景の研究調査のためイギリスおよびヨーロッパにてフィールド・ワーク。1994~95年までケンブリッジ大学客員研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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千尋
孤夜
えりーぜ