内容説明
1953年5月母に連れられて韓国・馬山を発ち日本へ、結婚後アメリカへ。二つの祖国と日本に生きた女性の半生の物語。
目次
1 シカゴへ
2 私の子ども時代
3 日本をめざして
4 東京朝鮮中高級学校で
5 アメリカで生きる
6 父の物語
7 母の物語
8 朝鮮民族の命脈
著者等紹介
李貞順[リジョンスン]
1942年兵庫県に生まれる。立命館大学卒、大阪大学大学院修士課程修了、ミシガン州立大学大学院博士課程修了、工学博士。1976年「わが家の三代記」が『季刊三千里』の第一回入選作品として選ばれる。1979年夫とともに渡米して以来、米国に居住。2010年「樹を植えに行った話」が在日女性文学誌『地に舟をこげ』の第4回受賞作に選ばれる。現在はワシントン州のベルヴュー市で夫と暮らしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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