目次
変動期東アジアの特質
第1部 協調と対立―交錯する大国の戦略(「全方位」協調外交に回帰する中国;新秩序の構築目指すアメリカの東アジア戦略―米中関係を中心に;「強い国家」を目指すロシア;東南アジア安全保障とイギリスの戦略的関与―歴史的視点から;「自主外交」を問われる日本)
第2部 統合と分離―サブリージョンの再編過程(国際政治のオセロゲーム化と東アジア地政学への影響;インドネシア危機の波紋―混迷克服への課題;東南アジアと中国―「共栄」の意味するもの;体制維持を目指す北朝鮮の選択肢;「統一後」を模索する安保意識と韓国社会―包容政策と南北の社会統合)
著者等紹介
竹田いさみ[タケダイサミ]
1952年生まれ。シドニー大学大学院歴史学研究科博士課程修了(Ph.D.国際政治史)。現在、独協大学教授。国際政治、アジア太平洋地域の国際関係、オーストラリア研究専攻
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