内容説明
日中正常化後、四半世紀を経て明らかにされた当時の冷静、客観的な記録。しかも、その当事者達が今や、「特殊な国と国の関係」とまでなった台湾の現状を、肯定的に温かい眼で見ている。
目次
第１章 日華国交断交と椎名特使派遣（大平正芳と台湾問題；椎名悦三郎の特使受諾 ほか）
第２章 日中正常化と日華関係（佐藤首相の苦悩；田中首相の訪中）
第３章 最近の台湾政治事情（李総統発言と両岸関係；総統選に見る台湾・民主主義の成熟過程 ほか）
第４章 日華断交・日中国交正常化関係者インタビュー（中江要介・元中国大使；伊藤昌哉・元池田勇人首相秘書官 ほか）
著者等紹介
小枝義人［コエダヨシヒト］
拓殖大学政経学部客員教授
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感想・レビュー
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日和見菌
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日中国交の裏に日華断交あり。台湾の蒋介石が戦後の日本に｢以徳報恩｣の措置をとってくれたこと。感情に流されず、冷静な判断をされたのだと感心するのと、それ以上にありがたいことだなぁと思いました。外交ってすごいドラマですね！おもしろかったです。2012/01/11
