最新図解 女性の発達障害サポートブック―発達障害を考える心をつなぐ

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  • サイズ B5判/ページ数 159p/高さ 24cm
  • 商品コード 9784816366031
  • NDC分類 493.72
  • Cコード C2047

出版社内容情報

身だしなみや生活態度、人づきあい、結婚や妊娠・出産…求められることが多い現代社会で生きづらさを感じている発達障害の女性が、できることを生かしながら自分らしく生活していけるよう、家庭や仕事、日常生活における考え方や工夫例を掲載。本人だけでなくサポートする周囲の人にも役立つ一冊。

内容説明

「苦手を克服する方法」ではなく、「生きやすくする方法」を考えよう!家庭、仕事、日常生活…あらゆる困りごとへの考え方と工夫例を掲載。本人だけでなく、周囲でサポートする人にも役立つ!

目次

巻頭 あなたはこんなことを感じていませんか?
1 発達障害ってなに?(発達障害とは?;起こりやすい問題1 自閉スペクトラム症の場合;起こりやすい問題2 注意欠如・多動症の場合 ほか)
2 困りごとへの考え方と工夫例(家庭編;職場編;生活編)
3 「自分らしく」生きるために(女性がぶつかる壁;深刻な「過剰適応」の問題;相談できる人を見つける ほか)

著者等紹介

本田秀夫[ホンダヒデオ]
東京大学医学部卒。医学博士。専門は発達精神医学。1991年より、横浜市総合リハビリテーションセンターにて約20年にわたって発達障害の人たちと家族の支援に従事したのち、山梨県立こころの発達総合支援センター所長などを経て、信州大学医学部子どものこころの発達医学教室教授、信州大学医学部附属病院子どものこころ診療部部長。特定非営利活動法人ネスト・ジャパン代表理事、日本自閉症協会理事、日本自閉症スペクトラム学会常任理事、日本児童青年精神医学会代議員、日本精神科診断学会評議員、日本発達障害学会評議員、全国情緒障害教育研究会顧問

植田みおり[ウエダミオリ]
カリフォルニア大学ロサンゼルス校教育学大学院心理学科修士課程修了。臨床発達心理士。大学・大学院にて自閉スペクトラムの診断評価および療育プログラムについて学んだのち、クリニックや療育センターなどで幼児期から学齢期を対象とした支援に携わる。その後、オーストラリアでの研修を経て、帰国後は自治体の発達支援機関および療育センターにて臨床業務に従事する。現在、特定非営利活動法人ネスト・ジャパン、NPO法人パルレにて幼児から成人までの当事者および家族の支援にあたっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

海(カイ)

7
自立支援施設は最長3年しかいられなくて、通えなくなってから丸2年になる。頼っていた福祉の人も私がSOSを出さない限り、助けてくれなくなった。不安は大きい。参考になるところを重点に読んだ!二次的な問題も起こってきているのかと少し心配になってしまった……。2023/05/11

Jas

2
イラスト付きで、とても読みやすい本だった。発達の特性は、多数派か少数派かという違いがあるだけで、そこに優劣はないとする本田先生の考え方がすごく好き。発達の特性が強いほど、自分の好きなことを優先した生活にした方が良いとのこと。発達障害だからって、好きなことをして生きていいの?と疑問に思ったが、発達障害だから好きに生きていいんじゃない。どんな人も、好きに生きていいんだ。ただ私のスタイルは、世間一般のスタイルからは、はみ出てしまうだけ。いろんな生き方があっていい。自分を窮屈に縛っていた思い込みから、解放された。2019/11/10

ひあひあ

2
発達障害系の本でつれぇ気持ちにならない本キタコレ! 無理に合わせる必要は無いけどサポーターはいた方が良い的な内容。 一見、社会とうまく折り合っているようでも、それが「過剰適応」の上に成り立っている社会適応なのであれば、すぐにやめるべきでしょう。(P134) 上記引用が刺さった、もっとワガママに生きても良いのかもしれないよね。 (追記)この手の本の多くが発達障害者のここがダメ!的な本で、心が折れてしまっていた。 でもこの本は、困りごとは淡々と記述し、楽にする提案中心だから優しい。男性版もあるのかな?2019/08/13

くらげ@

1
(☆☆☆)発達障害の特に女性の特徴が書かれている本。女性同士の暗黙の了解、社会的な立場などその苦悩が書かれている。2022/10/06

1
本田さんが書かれているんだと思った。第2章の家事や子育てかどについては、性役割分担のこと。そういう社会規範があるからこそ、書かれる必要があるのでしょうけれどと思っていた。3章を読むと「女性がぶつかる壁」といったことが書かれていたので、良かった。 結婚についてのところは、DVを疑うような補足があっても良いかも?? と思った。子育てに協力してくれないとか、不機嫌とか。もちろん夫も人間なので、すべて完璧になんてこなせないと思いますが。2022/05/03

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