内容説明
経営学やドラッカー初心者のために、ドラッカー理論の中心をなすマネジメントの3つの分野「自己実現」「会社経営」「経営環境」をとりあげ、わかりやすく簡潔にまとめました。とくに、若い読者のために、もっとも興味深い、読者自身の成長にかんする分野(自己実現)からスタートしています。経営コンサルタントの著者が、ドラッカー理論だけではなく、理論の活用の視点も交えて解説しています。
目次
第1部 自己実現(働くとはどういうことか;自己実現への挑戦)
第2部 自己実現の前提になる会社経営(経営の前提;マネジメントの基礎知識;会社の役割;経営戦略;ビジネスチャンスの見つけ方;企業家精神とマネジメント;組織の形態が変わる)
第3部 経営の前提になる経営環境(これからの経営環境;ITが社会を変える)
著者等紹介
藤屋伸二[フジヤシンジ]
1956年生まれ。民間企業の勤務を経て1996年に藤屋マネジメント研究所を設立。1998年に、経営理論を体系的に勉強し直すために大学院に入る。そこでドラッカーの著書と出会い、以後、テーマを設定しながらドラッカーの著書を160回以上熟読し、その理論を体系化、それを基に独自のコンサルティング手法を編み出し、企業のV字回復・業績伸長と人材育成を支援している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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山下哲実
16
分かったような分からんような2015/08/07
shigoro
4
経営哲学や、成功本の元祖なんだろうけど、そこらへんにある成功哲学をすでに読んでしまっていたので、そこまで新たな発見は無かったかな。むしろ、どの本も同じようなことが書いてあるんだな、と感じてしまった。要するに入門編として分かりやすく書きすぎて、ドラッカーの良さがいまいち伝わらなかったかも。まぁ難しかったら難しかったで読むのに苦労して、途中でやめちゃうんだろうけど。 2011/10/07
wknwkn
3
そもそも経営学ってなんなの?というレベルで読み始めたので経営学の概要くらいは掴めた。けど途中から理解できず挫折。もうすこし社会勉強してからまた読もう。2018/05/11
anchic
2
施設のある少年から経営の話をしてほしいと言われていたので読んでみました。経営学というものは経済学などのように、ある体系をなしたものではなく、人事管理や自己実現などの会社にまつわる総合的な哲学や原則といったものであるような印象を受けました。改めて学ぶものではなく、すでに学んでいるものの延長のようなものだと思います。とりあえず産業心理学を教えてようと思いました。2011/12/26
ボル
1
一つ一つの事柄がまとまっている。。。というべきなんでしょうが、わかるようでわからない。これからドラッガーのことを学ぼうと思ったら参考になる。要するに、人によって本書の評価が大きく違うと思える書。2017/05/04