内容説明
自律神経免疫学の観点から免疫細胞の働きや免疫のしくみを図解。
目次
巻頭 免疫ってすごい!小宇宙をめぐる免疫部隊
第1章 侵入者を撃退する防衛システム
第2章 防衛のスペシャリストたち
第3章 侵入者を見分ける「かぎ」
第4章 防衛システムの司令塔
第5章 検査と薬を正しく理解する
第6章 リンパ球過剰体質が起こすアレルギー性疾患
第7章 防衛部隊が抑制される自己免疫疾患
第8章 防衛システムが低下する免疫不全症、がん
第9章 あらゆる病気が免疫と自律神経から説明できる
著者等紹介
安保徹[アボトオル]
1947年、青森県生まれ。東北大学医学部卒。現在、新潟大学大学院免疫学・医動物学分野教授。1980年、米国アラバマ州立大学在学中に、ヒトNK細胞抗原CD57に対するモノクローナル抗体を作製。1989年、胸腺外分化T細胞を発見。1996年、白血球が自律神経の支配下にあるというメカニズムを解明。1999年、マラリア感染の防御が胸腺外分化T細胞によっておこなわれていることを発見。2000年、胃潰瘍の原因は胃酸ではなく顆粒球であるという説を米国の専門誌に発表、大きな衝撃を与える(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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