心の病と精神医学 (第2版)

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  • サイズ B6判/ページ数 266p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784816344091
  • NDC分類 493.7
  • Cコード C0011

内容説明

さまざまな「心の病」と、それを治療する「精神医学」の概要を、やさしくコンパクトにまとめ、「心の病」にかかった場合の実践的なアドバイスを紹介。最新情報に即して、「心の病」にかかった場合の実践的なアドバイス、「心の病と向き合う仕事」の情報を追加した待望の改訂増補版。

目次

第1章 精神医学とは何か
第2章 神経症と精神病
第3章 さまざまな精神障害
第4章 精神医学の重要用語
第5章 現代社会と精神障害
第6章 生物学的精神医学
第7章 心の病の治療法
第8章 精神医療の現在
第9章 心の病にかかったら
第10章 心の病と向き合う仕事

著者等紹介

影山任佐[カゲヤマジンスケ]
1948年、福島県郡山市に生まれる。1972年東京医科歯科大学医学部卒業、同大学精神神経学教室に研修医として入局。74年同大学難治疾患研究所犯罪精神医学部門(後に社会医学部門)助手。78~79年文部省在外研究員としてパリ大学犯罪学研究所留学。90年東京工業大学保健管理センター助教授、94年同教授。2000年同大学大学院人間環境システム専攻教授(専門分野:臨床精神医学、社会精神医学、司法・犯罪精神医学、精神保健学、精神医学史)。東京医科歯科大学医学部非常勤講師。日本犯罪学会理事(編集委員長)・評議員、日本社会精神医学会理事、日本精神医学史学会理事、国立大学法人保健管理施設協議会メンタルヘルス委員長、大学メンタルヘルス研究会代表など。平成14年度日本犯罪学会賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

もちもちかめ

12
このシリーズバカにしてたけど意外とフツーに読める。その道の素人だからなのか。なるなる。2019/05/29

yori

4
★★★★★ なにかちょっとお勉強したい時はまずは図解雑学でざっと知識頭に入れると後が楽!それにしても精神病の種類が沢山ありすぎて、、、多かれ少なかれみんなどれかしらは傾向として持っているような気がする。少しでも知識があれば偏見に繋がらないと思うし、また自分の傾向も分かって良いと思う。2013/01/24

2
とてもよく出来た本である。個人的には全くの興味本位から、当事者、家族、心理学部の学生など、誰が読んでも為になる情報の網羅性、信頼性があると感じた。精神医学とは何か、歴史は、治療法は、各疾患の特徴は、各症状の特徴は、脳のレベルの事、からなど現代の精神医学の現状、精神医学に纏わる一通りのトピックを十分に兼ね備えている。その意味で良著なのだが、2000年が初版ということで、この手の表紙の本としては情報が古い。「作りやすい親」「ダブル・バインド」など過度に母親に責任を求める否定されてる理論も散見する。だが良著だ。2019/02/02

白義

2
精神医学の最初の一冊によし。症状から治療法に学説史、いざなった時に実際に治療を受ける手引きまでイラスト付きで分かりやすいです。心の病は誰でもかかる可能性があり、誤解も多いので分かりやすく概観を得る本は貴重。特に、精神医学を志す学生によさそうかも。この分野は危うい本も多いのでこういう本で基礎は抑えておきましょう。とりあえず一冊だけ、というならこれを推薦します2011/07/07

†漆黒ノ堕天使むきめい†

1
病気だから云々とそこで思考停止せず、知ることは周りにその病気の人が出た時の接し方のヒントであろう。そうでなくとも現代社会では重要といえるかもしれない。

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