内容説明
ストレスの多い現代社会、うつ病でつらい思いをする人がたいへん増えています。また双極性障害(躁うつ病)は、躁状態とうつ状態を繰り返し、うつ病とは異なる対処が必要な病気として、近年あらためて注目されています。この本ではうつ病と双極性障害について、特徴・症状から治療法、再発予防、まわりの人のサポートのしかたまで、実際に役立つようにわかりやすく解説しました。
目次
第1章 うつ病はだれでもかかる病気
第2章 うつ病にみられる症状
第3章 医療機関への受診と薬物療法
第4章 精神療法と環境調整
第5章 躁とうつが現れる双極性障害
第6章 うつを防ぐ・再発を防ぐ
第7章 身近なうつをサポートする
著者等紹介
大野裕[オオノユタカ]
1950年愛媛県に生まれる。1978年慶應義塾大学医学部卒業と同時に同大学精神神経科学教室入室。1985~88年コーネル大学医学部visiting fellow、1988年ペンシルバニア大学医学部clinical visit。慶應義塾大学教授(保健管理センター)。日本における認知療法の第一人者。医学博士。日本精神神経学会評議員、日本認知療法学会理事長、日本心身医学会理事、日本ストレス学会理事、アメリカ精神医学会distinguished fellow。慶應義塾の学生、生徒、教職員のストレスケアを担当する一方、企業のコンサルテーションも行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Die-Go
26
図書館本。わかりやすく、入門書として適している。 しかし、双極性障害に関しての記述が少なく、若干期待外れ。★★★☆☆2018/12/26
儚
2
わりかしわかりやすくうつ病と躁鬱病(双極性障害)について書かれていた。再発防止のためにグラフや表にしたほうがいいと例が載っていたので、参考にどうぞ。ちなみに私はグラフや表は参考になったけど、知識としては知ってるものばかり。ネットでも今時は知ることができます。まあ医者が説明してくれるに限るんだけどな。2017/05/26
a
1
客観的に落ち着いて考える。2020/02/20
a
1
たいした情報はなかった。2019/06/18
gaku723
1
☆3つ 入門書的な内容で分かり易い。2012/09/29