内容説明
本書は、環境の中でつくられた住まいのかたち、構造と設備、地盤や都市の成り立ち、生活の場所と空間、素材、そして設計や建設の現場について、具体的な項目をあげながら、豊富なイラストとやさしい文章で解説します。
目次
第１章 かたちのしくみ
第２章 構造のしくみ
第３章 設備のしくみ
第４章 土地とまちのしくみ
第５章 場所と空間のしくみ
第６章 仕上げと材料のしくみ
第７章 設計のしくみ
第８章 つくる現場のしくみ
著者等紹介
齊藤祐子［サイトウユウコ］
１９７７年早稲田大学理工学部建築学科卒業。吉阪隆正に師事し、Ｕ研究室に参加。主な作品にグループホームあおぞら、東中野ＰＡＯなど。一級建築士事務所ＳＩＴＥ（サイト）代表取締役。早稲田大学芸術学校講師（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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nbhd
8
良い本。だけど個人的には、建築よりも「ラーメンズ」に想いを馳せた。というのは、建築には「ラーメン構造」と構造形式がある、と紹介されていたから…で、あっラーメンズのラーメンってたぶんこっちのラーメンだなと直観。ラーメン（rahmen）はドイツ語で「額縁、フレーム」の意味で、調べてみたらラーメンズの英字表記はrahmens。確かに、ラーメンズのネタって、フレームを意識したやつだったなと…だからきっと、中華の麺料理を日本的にアレンジしたラーメンと、ドイツ語のラーメンとで、ラーメンズなんだねと勝手に結論した。2017/05/17
shigoro
3
森博嗣のS&Mシリーズ読んでいたら建築が気になって手に取ったけど、入門書で基礎なんだけど、空間やデザインよりも素材の紹介みたいになってるな。その点では芸術系より理工系の建築紹介っぽくて面白味は無いな。ただその土地の土壌に適した作りをして、風や光・植物をうまく生かして建築していくニュアンスは伝わった。2011/05/06
M
1
建築というより、家に関わる幅広い事柄に対する雑学本という感じ。とはいえ本当にカバーエリア広く、知識として楽しく読める一冊。深く知るというより、浅く楽しく気分転換に。2015/07/04
すがし
1
建築の入門書としてわかりやすくしようという意欲は非常に伝わってくるのだが、結果的に文化を語りたいのか、工学を語りたいのか、素材を分類したいのか、現行の法律、家選びのコツを紹介したいのか、非常に中途半端な本になってしまった観は否めない。それでも入門書としてはまあ及第点だと思う。2012/10/15
ちゆっきー
1
古今東西の住居の解説を期待していたので少し期待外れ。近代の日本建築と木がメインのようなので、そちらを知りたい人にはおすすめ。2010/07/10
