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図解雑学 身近な哲学

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  • サイズ B6判/ページ数 255p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784816336669
  • NDC分類 100
  • Cコード C0010

内容説明

哲学が難しいのは、偉大な哲学者がたどりついた結論、つまり出口から入ろうとしているからです。本書は、みなさんが身近な日常で感じる「なぜだろう」「どうしてだろう」というその感じ、つまり入り口から入る、やさしい哲学書です。

目次

序章 おどろきからはじまる哲学―哲学の入り口
第1章 不思議なこと、不気味なもの―偶然と現象
第2章 疑うことからはじまる哲学―自己と認識
第3章 恥らうこと、他者との出会い―社会と自由
第4章 憧れからはじまる哲学―美・価値・愛
第5章 隠れた調和にきづくとき―世界と存在
第6章 はかなさからはじまる哲学―時間と永遠
第7章 有限なものと、無限なこと―自然といのち

著者等紹介

竹内洋一郎[タケウチヨウイチロウ]
近世哲学専攻。東邦大学非常勤講師

杉山晃太郎[スギヤマコウタロウ]
古代ギリシャ哲学思想史専攻。学習院大学、学習院女子大学、東海大学非常勤講師
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

白義

10
実は哲学とはその壮大な体系や理論以上に、ほとんど最初の疑問と問いのよさにそのほとんどの価値が凝縮されている。その意味で、疑問を多く持つもの=無知な人間の方が実は哲学者に近いとすら言えるだろう。本書はまさにそうした日常生活の身近な問いかけからさまざまな哲学を紹介したもので、友情、時間、意識、といった問いかければいつでも問いかけられる入り口から哲学へ読者を誘いかけている。欲を言えばこれでもまだ問いが抽象的で硬さがあるが、臨床哲学への導入としても優れた好コンセプトの一冊だ2013/11/16

チャック

5
存在論を中心にそもそも哲学者ってなにする人?って疑問まで図解で説明してくれます。構造主義以前の哲学が詳しく書いていて、百科事典のような構造にもなってるのも良いです。2013/09/06

すのう@中四国読メの会コミュ参加中

1
本人が幸福だと思えば幸福なのか?そもそも幸福であるとは何なのか。主観的に幸福であっても他者の主観=客観として不幸であるときはどうなるのか。逆に、どんなに恵まれない環境にいたとしても本人が満たされた思いでいるのならばそれは幸福であるのか。答えのない、あるいは複数の答えが存在する哲学。難しい、けど、面白いです。2012/09/16

mita

0
もっと学ぶ2015/09/03

春さめ

0
途中で理解しようとするのをやめてしまったけれど一応読了。得られたのは「考えない生活の死」というワード。ポルトス。2019/03/30

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