出版社内容情報
人間の脳の中には、じつは人の顔を覚えることを専門にしている部分があり、これを顔細胞といいます。その部分を損傷してしまうと、他のことはともかく、人の顔だけがおぼえられなくなってしまうのです、これは一例ですが、この本では、人間の脳が果たしている役割をわかりやすい文と絵で解説しました。
内容説明
脳のしくみは、いまだ多くは謎につつまれています。しかし、調べるにしたがって、すこしずつその驚くべき働きがわかりはじめています。たとえば顔細胞。人間の脳の中には、じつは人の顔を覚えることを専門にしている部分があり、これを顔細胞といいます。その部分を損傷してしまうと、他のことはともかく、人の顔だけが覚えられなくなってしまうのです。本書では、そのほかにも人間の脳が果たしている、さまざまな、そして大切な役割の数々を最新の情報にもとづいて平易な文章とわかりやすい絵で解説しました。あらためて、自分の脳がどれほどがんばっているかを実感してください。
目次
1 脳の構造と各部の名前
2 脳の細胞と情報伝達のしくみ
3 大脳皮質の働き
4 記憶と本能
5 知らないうちに働く脳
6 五感と脳
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
佐島楓
25
勉強用。図(イラスト)が充実していてとてもわかりやすかった。2015/05/15
YMTrade2
1
脳の仕組みの概略を網羅的に理解できた。一般教養を得ると言うレベルの視点では大半に良く纏まっていると思うし、本内容の理解で満足した。分かりにくいものを分かりやすく伝えようとする本シリーズは個人的に好きである。それにしても、脳のプロセスは大変に複雑であると同時に、これらを人工的に再現することが今も昔もテクノロジーの進歩が目指しているところなのだなと思った。2020/05/17
たけだ
0
ざっくりとは理解出来たが用語は全然覚えてない。さわりには丁度良かったのでこれからより専門的なことに挑戦だな2016/02/23
yori
0
★★★★★2010/08/08
yori
0
★★★★☆ 解説も分かりやすく読みやすかった。2010/06/13