目次
芭蕉を語る―伝記・俳風そして思想
芭蕉と蕪村の違い―その根源は何か
古いが故に新しい―芸術的天才の眼
わたくしの風雅論―清貧の思想とは
俳句への抒情―誠をせめる
生まれながらの人生―西行と芭蕉
芭蕉の母恋い―その性愛とは
旅人の文学―自然を詠った先駆者たち
子規と杜甫の慟哭―人麻呂と実朝の深い哀慟
あきらめ以下の話―子規の死
老いたるドンファン―漱石・虚子・草田男
作品の価値―「後世に残る」ものは
鑑賞・人さまざま―個人的な好悪の潜在
袖ふれし宿の梅―芭蕉と梅
もののあはれさ―秋は誰しも詩人になる
夢は枯野を―あとがきに代えて