内容説明
25人の代表的経済学者の経済・社会認識の歩みをその人物・思想・理論から平易に解説した好評テキストの新版。限界革命以前・以後の展開をたどるとともに、経済学における社会認識・思想の規定的役割に迫った最良の経済思想入門。
目次
「経済学」と経済思想史
第1部 経済学の古典的世界(デヴィッド・ヒューム―近代文明社会の哲学的・社会科学的基礎づけ;ジェイムズ・ステュアート―市場制御の経済学;フランソワ・ケネー―再生産の秩序学 啓蒙の世紀の光のもとで;アダム・スミス―慣習と秩序 商業社会における自生的秩序の解明;ジェレミー・ベンサム―社会工学者 治政と管理の経済学 ほか)
第2部 現代経済学の諸相(W.スタンレー・ジェヴォンズ―科学者から経済学者へ;カール・メンガー―主観主義の経済学;ゲオルグ・ジンメル―貨幣経済社会と近代性;マックス・ヴェーバー―生の不協和音と歴史の悲劇;レオン・ワルラス―純粋経済学の社会哲学的基礎 ほか)
経済学の冒険