出版社内容情報
改革・開放後のめざましい経済成長に伴い現代中国社会に起きつつある巨大な変動を、
マクロな制度変化や格差・貧困・腐敗などの社会現象、そしてひとびとの経済心理や価
値観、職業意識の変化といったミクロな動きの二方向から捉え、中国社会の光と陰、そ
の来し方、行く末を展望する。待望の第8巻!
目次:
序 章
第Ⅰ部 「社会転型」としての改革・開放
第1章 揺らぐ国家・社会関係:自律する社会?
第2章 格差の背後:改革レースの勝者と敗者
第3章 貧困:豊饒の中の喘ぎ
第4章 腐敗:共犯関係?
第Ⅱ部 改革・解放の社会力学
第5章 変貌する経済心理:人々は改革・開放に何を見たか
第6章 職業評価の社会力学:日中比較からの知見
第7章 自営業層の台頭とその社会・文化的背景:河北省の事例が示唆する現実
第8章 興隆する中間層:その経済社会に及ぼすインパクト
終 章 進行する静かな革命?:中国共産党の変容と中国の将来
内容説明
めざましい経済成長にともない中国社会に起きつつある巨大な変動。マクロな制度変化や社会現象と、ひとびとの経済心理や職業意識といったミクロな動きの二方向から、中国社会の光と陰を捉え、その行く末を展望。
目次
経済発展と社会変動:社会学からのアプローチ
第1部 「社会転型」としての改革・開放(揺らぐ国家・社会関係:自律する社会?;格差の背後:改革レースの勝者と敗者;貧困:豊饒の中の喘ぎ;腐敗:共犯関係?)
第2部 改革・開放の社会力学(変貌する経済心理;ひとびとは改革・開放に何を見たか;職業評価の社会力学:日中比較からの知見;自営業層の台頭とその社会・文化的背景:河北省の事例が示唆する現実;興隆する中間層:その経済社会に及ぼすインパクト)
進行する静かな革命?:中国共産党の変容と中国の将来
著者等紹介
菱田雅晴[ヒシダマサハル]
1950年長野県生まれ。1974年東京大学文学部社会学科卒業。1983年北京大学経済系進修課程修了。日本貿易振興機構、静岡県立大学国際関係学部教授などを経て、法政大学法学部教授
園田茂人[ソノダシゲト]
1961年秋田県生まれ。1984年東京大学文学部社会学科卒業。1988年東京大学大学院社会学研究科博士課程中退。東京大学文学部助手、中央大学文学部教授などを経て、早稲田大学大学院アジア太平洋研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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