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豊田喜一郎伝

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  • サイズ A5判/ページ数 408p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784815804305
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0023

出版社内容情報


若き織機技術者として出発、父・豊田佐吉の事業を継承するとともに、繁栄のなかに
潜む危機を察知し、時代の制約の中で苦闘しながらも日本の自動車事業の創出に精魂
を傾けた豊田喜一郎――本書は、トヨタ自動車の創業者の実像を、超人的な英雄や神
話的な天才としてではなく、綿密な資料調査にもとづき描き出した伝記の決定版であ
る。
目次:
プロローグ
第1章 父・佐吉と喜一郎
1 青年期の佐吉と喜一郎の誕生
2 佐吉の動力織機発明と幼年期の喜一郎
3 佐吉の外遊と中学時代の喜一郎
第2章 学生時代と人間形成
1 第二高等学校の時代
2 東京大学工学部の時代
3 名古屋の紡織業と豊田紡織
第3章 初の欧米旅行
1 アメリカCギリスヘの旅
2 イギリスでの工場実習
3 オ泣_ムの下宿での勉学
第4章 自動織機の研究と誕生
1 紡績業での研鑽
2 G型自動織機の誕生
第5章 機械製造の世界へ
1 自動織機製造への関わり
2 豊田自動織機製作所の設立
3 織機製造体制の整備
第6章 特許権譲渡交渉の外遊
1 競争企業の出現
2 特許権譲渡交渉
3 L田vラット協定
第7章 自動車工業への参入
1 新規事業の構想
2 L田c臆ル_ウン
3 自動車工業への準備と背景
4 自動車の製造に着手
第8章

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たこ焼き

0
JITは1分でも電車を乗り遅れたら、パーになるという思考である。と同時に余分なものを間に合わせても仕方ないという考え方。危機感を持つ人が少ない組織のなかでは、必要性を説いてもだめで、具体的目標を設定して取り組むことで否応なしに製造能力を高める方向に車内の雰囲気を持っていくしかない。企業が衰退していくのは、まず利益がでないゆえに労働者に金銭的インセンティブを払えなくなることから始まる。経済原則によって10年で活気ある街がゴーストタウンになる可能性はある。謙譲でハッタリがなく、うちに強いものを秘めた人柄。もし2016/07/28

SS

0
佐吉やその後世代の綺羅星に埋もれているが、今のトヨタをカタチ作ったのは喜一郎氏。G型織機を設計したエンジニアとして、織機から自動車へのイノベーターとして、ジャストインタイムのCTOとして、また当然のごとく滅私奉公に近い経営者として、あまたの後継者を生み出した教育者として尊敬。また、(媚びることなく衒うことなく)淡々とこのような歴史を掘り出した著者に感謝。(歴史と小説は似て全く異なる)2013/07/21

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