文化ナショナリズムの社会学―現代日本のアイデンティティの行方

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文化ナショナリズムの社会学―現代日本のアイデンティティの行方

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  • サイズ B6判/ページ数 292,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784815803155
  • NDC分類 361.42
  • Cコード C3036

出版社内容情報

1970年代から80年代にかけて流行した多数の日本人論を文化ナショナリズムの
一形態として様々な国の自民族独自論と比較するとともに、「ナショナリズム
の消費」という視点を導入して現代日本における文化ナショナリズムの行方を
考察。ナショナリズム、エスニシティ研究の新しい方向を示す。
目次:
第1章 日本人論と文化ナショナリズム/第2章 エスニシティとナショナリ
ズムの社会理論/第3章 自民族独自論の比較(1)/第4章 自民族独自論
の比較(2)/第5章 日本人論/第6章 日本人らしさの言説と「人種的」
思考/第7章 日本人論の「消費」/第8章 日本人論の知識社会学/第9章 
消費社会における文化ナショナリズム

内容説明

1970年代から80年代にかけて流行した日本人論を、文化ナショナリズムの一形態としてさまざまな国の自民族独自論と比較するとともに、ナショナリズムの「消費」という視点を導入して現代日本におけるアイデンティティの行方を考察する。

目次

第1章 日本人論と文化ナショナリズム
第2章 エスニシティとナショナリズムの社会理論
第3章 自民族独自論の比較―「日本人論」論の特殊性を超えて
第4章 自民族独自論の比較―ナショナル・アイデンティティ表現の類型
第5章 日本人論
第6章 日本人らしさの言説と「人種的」思考
第7章 日本人論の「消費」
第8章 日本人論の知識社会学
第9章 消費社会における文化ナショナリズム

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

awe

2
古典。日本は、自他の区別が強調される境界主義的で、抽象的・全体論的なあり方で展開する再構築型ナショナリズムが見られる国である。これは歴史的に同質的な民族集団が存在しているとされる国に見られる類型である。こうしたナショナリズムの理論的な整理に始まり、日本人論の概要、そして従来の日本人論研究に足りない視点である、「日本人論はどのように消費されるのか」というRQに基づく調査とその考察が展開されているのが本書の特徴。日本人論自体は、戦後すぐの自省的日本人論から経済成長を背景とした日本賛美型日本人論へと変化していく2020/07/30

yamikin

0
ニヒリズムと保守の親和性ならびにグローバル化による「伝統」と「普通」の漂流について。要再読2006/09/18

NEBA

0
『日本人論って戦後の内省を終え始めた70年代に広まって、さらに経済成長でグローバルに活躍するビジネスマンへ「日本の常識って世界じゃ違うよ」って本がイデオロギーほぼなしで企業も推進するほどバカ売れした結果、知らぬ間に「日本人」と外国人を線引きして顕在化させました。まぁ日本人論なんてあってないものですが』 っていうダイナミクスの背景と理由を詳しく書いてる本 90年代の本なので言説が古いところもあるが、ナショナリズムと日本人論萌芽までの過程をある程度書いていて入門書としては良い。2019/12/18

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