目次
アメリカ、中国との出会い
西安事件から蘆溝橋事件へ
日中全面戦争と南京占領
なぜ日中和平が流産に
松岡構想=対米外交としての日独伊同盟
日米開戦への無謀な道
太平洋戦争時代の暗い日々
敗戦とマッカーサーの日本
焼跡の中から吉田時代が始まる
吉田茂が選んだ対日講和
国際分化交流の道を開く
海外との対話を絶やすことなく
大正デモクラシーの教訓
著者等紹介
松本重治[マツモトシゲハル]
1899‐1989。1899年10月2日、大阪に生れる。1923年、東京大学法学部卒業。1924年~27年、エール、ウィスコンシン、ジュネーブ、ウイーン各大学に留学。1932~39年、新聞聯合社(後の同盟通信社)上海支局長。1939~43年、同盟通信社編集局長。1943~45年、同常務理事。1945~46年「民報」社、社長兼主筆。1952~65年、財団法人国際文化会館専務理事。1965年~同理事長。1952~1970年、アメリカ学会会長。1961年~株式会社電通取締役。1974年~財団法人放送文化基金理事など。1976年、文化功労者に顕彰される
国弘正雄[クニヒロマサオ]
1930年8月18日、東京に生れる。NHK講師、東京国際大学教授、上智大学講師等を経て、日本テレビニュースキャスター、三木武夫外務大臣秘書官などを務め、米国外交問題評議会にE・ライシャワーらとともに講師として出席。1974年12月外務省参与となり1989年7月参議院議員に当選。現在、英国エジンバラ大学特任客員教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。