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白熱教室の「対話術」

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  • サイズ B6判/ページ数 238p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784813241591
  • NDC分類 809.6
  • Cコード C3034

出版社内容情報

サンデル教授のように、教育現場やビジネス現場を対話で白熱させるには? 組織コミュニケーションの専門家が徹底的に解説する!

NHK教育テレビで放送され、大反響を巻き起こした「ハーバード白熱教室」。
なぜ日本で、あのような反応が示されたのでしょうか?
正義という講義自体のテーマも、もちろん興味を惹いたはず。
でも、きっとみなさん心の中ではこう思っていたのでは…?

「サンデル教授の授業って、どうしてあんなに面白いの?」

そう、学生たちの発言を的確に要約し、反対意見を上手に引き出しながら
最終的には教授の描いたシナリオで講義が終わる!
テレビを観ながら「俺も発言したい!」と思った方も多いはず。

本書は、あのような「白熱した対話」が生まれるヒミツを、
番組を徹底的に分析しながら、
ファシリテーション(協働促進)という視点から紐解いていきます。

もちろんそれは、あなたの身近で白熱した対話を生み出すため。
部下から話を引き出したい人、会議・ブレストの進行が上手くなりたい人、
サンデル教授と同じく教育現場を担う人……
きっと、お役に立つはずです!

さあ、この本を読んで、
これからの「対話」の話をしていきましょう!


はじめに
【プロローグ】 白熱教室をビジネススキルで読み解く
   1.白熱教室が日本中を沸かせた!
   2.名ファシリテーターから学ぶべき3つの技
   3.道徳的ジレンマを使った対話による授業
   4.スティーブ・ジョブズとサンデル教授の共通点
   5.日米どちらの名門大学生が優秀か?
   6.ロジカル対話術を現場で実践しよう!

【第1章】探求に火をつけ、参加を促す[起]
   1.誰もが参加できる対話の場をつくる
   2.知らず知らずのうちに乗せていく
   3.参加者を巻き込む最も手軽な方法
   4.なぜサンデル教授は教壇を歩き回るのか?
   5.対話の決め手は観察力にある

【第2章】対話に巻き込み、流れをつくる[承]
   1.力強く誠実に発言を受け止める
   2.論点キープをして話をずらさない
   3.発言者のメッセージを研ぎ澄ます
   4.説得力のある根拠を引き出す
   5.発言の裏にある原理原則を導き出す
   6.パス回しの司令塔の役割を果たす
   7.論点を整理して着眼点を見つける

【第3章】思考をかき回し、創発を生み出す[転]
   1.「舵取力」は「質問力」で決まる
   2.頑強さを調べるツッコミの技術
   3.思考に揺さぶりをかける2つの方法
   4.質問の絨毯爆撃で本質を引き出す
   5.矛盾や葛藤が創造を生み出す
   6.ホットスポットへの上手い対処法

【第4章】学びを紡ぎ、新たな問いに誘う
   1.ゲームの終了を宣言する
   2.分かりやすい知識化の穴
   3.終わりのない対話を続けるために
   4.対話のプロセスに意味を見出す
   5.振り返りが対話の質を高める

【エピローグ】考える力を対話が育む
   1.今、リアルな話し合いがアブナイ!
   2.対話を使って組織に柱を打ち立てる
   3.白熱教室をビジネスで活用しよう!
   4.対話を巻き起こすファシリテーター
あとがき

【著者紹介】
堀公俊事務所代表、組織コンサルタント、日本ファシリテーション協会フェロー。1960年神戸生まれ。大阪大学大学院工学研究科修了。大手精密機器メーカーにて経営企画やマーケティングに従事した後、1995年より組織開発、教育、まちづくり、市民活動など、多彩な分野でファシリテーション活動を展開。2003年に有志と共に「日本ファシリテーション協会」を設立し、初代会長に就任。関西大学や法政大学で非常勤講師を務める。現在は、講演や執筆活動を通じてファシリテーションの普及・啓発に尽力している。主な著書に、『ファシリテーション入門』『ワークショップ入門』『ロジカル・ディスカッション』(以上、日本経済新聞出版社)、『チーム・ファシリテーション』(朝日新聞出版)、『今すぐ使える!ロジカルシンキング』(PHP研究所)などがある。

内容説明

サンデル教授の授業にはなぜ、あんなに惹き込まれるのか?組織コミュニケーションの専門家が、現場で活かすためのポイントを解説する。

目次

プロローグ 白熱教室をビジネススキルで読み解く(白熱教室が日本中を沸かせた!;名ファシリテーターから学ぶべき3つの技 ほか)
第1章 探求心に火をつけ、参加を促す 起(誰もが参加できる対話の場をつくる;知らず知らずのうちに乗せていく ほか)
第2章 対話に巻き込み、流れをつくる 承(判断せずに発現を受け止める;論点をキープして話をずらさない ほか)
第3章 思考をかき回し、創発を生み出す 転(「舵取力」は「質問力」で決まる;頑強さを調べるツッコミの技術 ほか)
第4章 学びを紡ぎ、新たな問いに誘う 結(ゲームの終了を宣言する;分かりやすい知識化の落とし穴 ほか)
エピローグ 考える力を対話が育む

著者等紹介

堀公俊[ホリキミトシ]
堀公俊事務所代表、組織コンサルタント、日本ファシリテーション協会フェロー。1960年神戸生まれ。大阪大学大学院工学研究科修了。大手精密機器メーカーにて経営企画やマーケティングに従事した後、1995年より組織開発、教育、まちづくり、市民活動など、多彩な分野でファシリテーション活動を展開。2003年に有志と共に「日本ファシリテーション協会」を設立し、初代会長に就任。関西大学や法政大学で非常勤講師を務める。現在は、講演や執筆活動を通じてファシリテーションの普及・啓発に尽力している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

モッタ

9
★★★☆☆ 「結論が出ない話をしてどうするの?」と日本人は感じるかもしれないが、その対話が一番大切なものに気付く方法なのだ。2012/11/01

へな子

0
★★★★○クローズドクエスチョンと挙手で議論にチェックインさせる○バズセッションでどんな意見が出ましたか○主語はわたしたち○ワンセンテンスワンパーソン○中身ではなく行動を評価○議論が十分熱したところで止揚○あえて勝負をつけずに終える○対話のプロセスを意義づけて終了2014/01/03

ともぞう@

0
「対話」の重要性を事例を交えて紹介している.しかし,サンデル教授こそ,まさに教育者と呼ぶに相応しい.2013/03/19

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