ナックルズ選書<br> トラブルなう―クレームに臨む時、僕はいつもビビっていた

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ナックルズ選書
トラブルなう―クレームに臨む時、僕はいつもビビっていた

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  • サイズ B6判/ページ数 207p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784813021407
  • NDC分類 021.4
  • Cコード C0095

内容説明

コンビニの片隅にひっそりと置いてある『実話ナックスルズ』という雑誌、ひっそりと九年も置いてある。内容はゴシップ、スキャンダル、アウトロー、芸能、事件、ギャングカルチャー、都市伝説…。アウトロー雑誌として知る人ぞ知る存在になった。しかしその裏では当然のごとく数数え切れない抗議がある。編集者の仕事はページを作って雑誌を刊行するだけではなく、出版後の抗議への対応が実は編集の腕の見せ所。そのトラブル記とどういう風に対応してきたのか。編集の「裏仕事」が本書に記してある。

目次

第1章 アウトロー編(ヤクザを隣に乗せて最悪のドライブ「お前の事、絶対に殺したるからなぁ!」;若手ヤクザからの洗礼「それがアンタの誠意ってやつか?」;自称「飛鳥会」からの脅迫電話「お前んとこの社員首斬って晒す事にしたから」 ほか)
第2章 政治家編(大物国会議員の信じられない恫喝「いい加減な記事を書く奴は抹消するぞ!」;売れっ子国会議員の抗議「君の逮捕拘束、ありますからね」(相手弁護士)
法廷でヤメ検の声が響き渡った「あなたそれでもジャーナリストですか!!」 ほか)
第3章 文化人・ライター編(有名ライターとロフトプラスワンでの公開討論「今日は言質を取りに来たから」;「東京一危険なライター」との対決「刺すぞこの野郎」;イケイケ出版社との裁判「おたくの記事のおかげで採用人数が減りましたよ」 ほか)
特別インタビュー 「噂の真相」元編集長岡留安則

著者等紹介

久田将義[ヒサダマサヨシ]
1967年東京都世田谷区生まれ。神奈川県横浜育ち。法政大学社会学部を卒業後、(株)産経メディックスに入社。その後、三才ブックスに入社、『別冊ラジオライフ』編集部に所属。後に、ワニマガジン社へ移籍、その傍ら、ムック「ワニの穴」シリーズの編集人。2000年、ミリオン出版に移籍し『ダークサイドJAPAN』の創刊編集長。2001年、『実話ナックルズ』編集長。2005年、『実話ナックルズ』編集長兼任で『ノンフィクスナックルズ』『THE HARD COREナックルズ』創刊(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ステビア

20
実話ナックルズ編集長のトラブル始末記2022/10/10

ごへいもち

13
元気が出た2011/11/16

澤水月

5
ナックルズもダークサイドJAPANも大好きで以前より尊敬の久田将義氏クレーム体験談。震災直後刊で見逃してたの悔やむが2年寝かせたからこその味も(民主政権時、安倍が一番のクレーマー!)。ライターズデン騒動、知人、故人だらけでいっそ懐かしく…(連れ合い勤める店での事。当時私はそこから出勤も)。デンは山地悠紀夫本の小川義照氏輩出は功績だったが…やはりライターの章が白眉。潰瘍にさせられた、世間的にはタレントだが怜悧な才能の書き手T氏の件、よく判る…(詳細書けない/書きたくないのも)。殺人者と土方巽の眼の話、刺さる2013/10/22

v&b

4
ためになって、笑えて、泣けました。 美文ではないかも知れないけれど、心に残る文章が沢山あった。 大塚英志氏が載っていると勘違いしたのがキッカケだけれど、読んでよかった。2011/10/05

ダンスにホン!ころりん

3
20110404初版第1刷発行 160402読了2016/04/02

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